| ぎっくり腰のケア |
| ※ 本記事に関する転載の際はご一報ください。 |
| -プロローグ- |
ちょっとした動き、ちょっとした動作によって急な痛みが出てしまう。動けないほどではないにしろ、多くの方がこのような痛みを経験していることでしょう。
ギックリ腰の伝統的な治療法は「安静」だとされました。]線写真では異常は見当たらず、病的な問題を除けばギックリ腰への対処法は今でも昔でもあまり変わっていません。
10数年前、アメリカでは腰痛のガイドラインが発表されました。さまざまな治療方法とその効果をまとめた一冊です。その中ではカイロプラクティックは腰痛およびギックリ腰への効果があることが証明されました。 |
| -ぎっくり腰 or 椎間板ヘルニア- |
ギックリ腰(急性腰痛)は椎間板ヘルニアのごく初期の状態であるといわれています。椎間板には髄核とそれをとりまく線維輪とで構成されていますが、その一番外側が傷ついたときに急激な痛みを生じます。
ギックリ腰(急性腰痛)が起こると、大腰筋に筋スパズム(痙攣)が起こります。これが急激な痛みとなり、腰を動かせない状態にまで陥らせてしまいます。
椎間板ヘルニアのごく初期の状態ということは、ひどいギックリ腰では足のしびれを伴うこともあります。この場合には椎間板が神経を刺激している状態にあります。
また、ギックリ腰を繰り返し起こしているような状態では、椎間板ヘルニアに罹患する率も高くなっていきます。椎間板への負担を軽減させてあげる姿勢習慣を身につけることが将来の体をよい状態へ維持するコツです。 |
| -安静 or カイロプラクティック- |
しびれを伴うギックリ腰のうち、ごく一部(サドル麻痺を伴うもの)を除けば、カイロプラクティックは大きな役割を担います。ギックリ腰になると、時間とともに痛みは減少していきます。しかし、痛み以上に、そのままではギックリ腰の再発が起こってしまいます。
2年ほど前に痛みはあれども早期に動かすことが大切という研究報告があります。痛みの出ない範囲で脊椎を動かしてあげることはアンバランスのある筋肉にとってもリハビリとなります。これは今後の常識としてこれからの医療業界に革新的な研究となりました。
現在の状態は現在の生活習慣・姿勢習慣・食習慣など様々な原因が折り重なって発症しているからです。
安静のままでは根本的な発症の原因にはたどり着けません。根本的な原因を認識し、解決するための変化を与えなければ、再度発症するのは当然です。
足のしびれを伴う場合には早期にカイロプラクティックを必要としている状態です。椎間板に由来したしびれなのか、神経にゆらいしたしびれなのか特定を早める必要性があります。しかし、現在の科学的な検査ではこの二つの診断をつけることは困難なものです。 |
| -スポーツ or 生活習慣- |
多くの場合に、スポーツをしているから椎間板ヘルニアやギックリ腰とは無縁だと考えている人も数多くいます。しかし、スポーツをしていて、関節の柔軟性を上げようと努力している場合にもギックリ腰は無縁な関係ではありません。
なぜなら、スポーツをしている以外の場所では、ひどく猫背な状態であったり、ソファーに寄りかかっていたりと腰を丸める習慣があることが多いからです。
腰をかがめる、中腰姿勢での作業や猫背での日常生活は腰痛になる危険性を必ず高めてしまいます。10代のギックリ腰や慢性的な腰痛はこれが原因といっても過言ではありません。 |
| -睡眠不足 or ストレス- |
睡眠不足が多くの症状を発症させるきっかけとなることはよくあります。 高いストレスを受けている状態の中で、症状はなんとか出にくくしている。そこにきて、睡眠不足・徹夜などの負担がかかったことでギックリ腰を発症してしまいます。
寝違いや手足のしびれも睡眠不足がきっかけとなることは多々あります。
しかし、睡眠とストレスとは切っても切り離せない関係にあります。ストレスが過剰にかかれば、睡眠不足に陥り、少ないストレス下では睡眠も時間をきちんととれば熟睡できます。
ギックリ腰の予防や加療中は睡眠をしっかりとることは必至なものです。 |
| -カイロプラクティックの効果- |
ギックリ腰にかかわらずすべての症状に対して早期にカイロプラクティックを選択することはその後の症状の状況を一変させる効果があります。
ギックリ腰によって筋肉の痙攣(スパズム)を改善させるためにもいち早く反対側の弱った筋肉を活性化させてあげることが大切です。神経系の異常は筋肉を痙攣(スパズム)させ、痛みを発します。腰部の神経系の機能を正常に働かせることは症状の沈静化・予防のために大きな影響を与えます。 |