| エアロビック(有酸素)とアネロビック(無酸素) |
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| 〜エアロビック筋とアネロビック筋を作る〜 |
体の中の一つの筋肉にはエアロビック筋とアネロビック筋がもつ2種類の筋繊維が一定の割合で混じりあってできている。遅筋繊維と呼ばれる赤いエアロビック筋は体幹のほとんどの部分を占めていて、増やそうと思えば(遺伝やトレーニングにもよるけれども)最大95%までに及ぶ。例えば、トライアスロンや一時間以上続く運動では90%の運動がエアロビック筋で10%がアネロビック筋によるものである。
アネロビック筋は速筋繊維ともよばれ白い筋肉である。これは筋力と短時間のスピードを生む。間違えてはいけないのが、中距離走やショートのトライアスロンがこの筋を使うわけではない。この筋肉が発揮されるのは数秒から2〜3分の間続くもの程度。アネロビック筋はレースの最後200mでラストスパートをかけるときに役立つが、そこに行き着くまでにはエアロビックシステムを使わなければならない。
この二つの筋繊維のもっとも大きな違いといえば、動くためにそれぞれが用いている「燃料」が違うことだ。エアロビック筋は主なエネルギー源に「脂肪を使う」エアロビック筋にはミトコンドリアが脂肪からエネルギーへの変換を起こしている。そのため、この筋肉にはとても効率的なエネルギー発電所で、特に1時間の水泳や80マイルの自転車などの持久力を必要とする運動の間はこれが使われている。そして、競り合うときに是非とも必要な(活動してほしい)筋肉である。。。が。 エアロビックシステムを作り上げていなければ、短い間しか持たないアネロビック筋を使わなければならないことになる。このアネロビック筋は脂肪を燃やさず、エネルギー源として糖質(血糖)を主に使う。これらの繊維は数の上でエアロビック筋より少ないだけでなく、非常に限られた(量少ない)燃料である血糖に深く依存している。したがって、エネルギー源はすぐに尽きてしまう。
アネロビック運動は”痛めつけなければ得るものなし”というタイプの運動を言う。こういう運動は人を拾う困憊させ、不健康な状態にさせてしまう。 しかし、このことを念頭においていざそれを実践しようと思っても、何か客観的な測定に頼らないと、エアロビック運動なのかアネロビック運動なのかわからなくなってしまう。例えば、あなたのやっている運動がエアロビックか否かどうしてわかるのだろうか?
全力疾走じゃないから?エアロビだから?
運動しているとき自分はエアロビックの運動をしていると思っていても、実際にはそうでないことが多い。こんなときに一番の特効薬は「ハートレイトモニター」である。(心拍計) |
| 〜ハートレイトモニター(心拍計)〜 |
| −エアロビック運動の境界線− |
| どの心拍数で運動を行えばいいのか?エアロビック運動の肝となる部分だ。エアロビック運動の境界線を知るには180公式と呼ばれるものを使う(以下手順) |
- 180から年齢を引く。
- もし病気(心臓病・何らかの手術・入院)にかかっている、あるいは病気から回復したばかりか、投薬を受けていれば180−年齢−10=最適な心拍数
- 怪我をしたか、トレーニングやレースでの成績が下がりつつある。風邪をよく引く。あるいはアレルギーを持っていれば180−年齢−5=最適な心拍数
- 過去2年間、あまり問題なくうまくトレーニングできている。あるいは風も年に1度か2度しか引かないなら180−年齢=最適な心拍数
- もし2年以上たいした問題もなく、うまく訓練ができており、怪我もなく競技での成績も伸びているなら180−年齢+5=最適な心拍数
例えば、マイクの場合は30歳でトレーニングも競技もうまくできており、怪我もないので彼にとってのエアロビック運動の心拍数は180−30+5=155/分となり、これは最高エアロビック心拍数を意味しています。言い換えれば、エアロビックトレーニングをするときにはこの心拍数を越えてはいけないということ。
これにのっとってトレーニングを行うと、はじめはトレーニングがあまりにもゆっくり過ぎると感じることが多い。けれども、エアロビックシステムを築き上げるにつれて、同じ心拍数でも必ず早い運動になってくる(これをエアロビックスピードと呼んでいる)。
今、マイクは155の心拍数で1マイルを5:25のペースで走れている。これははじめからこのペースだったわけでなく、もっともっと遅いペースで走っていたが、徐々にこのペースにまで伸ばすことができた。そしてこれはマイクに限ったことではなく、あなたもエアロビックシステムを築くことで徐々に記録は伸びていくことでしょう。
また、マークアレンも一緒に同じ公式を使ってトレーニングをするようになって10年以上になるが、毎年オフシーズン(12月〜3月)に彼はしっかりとしたエアロビックベースを築き上げ、毎年早くなっている。1984年には彼は1マイルあたり7:30のペースだった。しかし、毎年記録を伸ばし続けて今では1マイル5:15の信じられないペースで走っている。しかもこれがエアロビック(有酸素系)であるために、スタミナも無尽蔵にあるだろう。
この結果は彼が厳しく自制し、しっかりとしたエアロビックベースを築いてきたからに他ならない。 |
| 〜まとめ〜 |
| エアロビック運動に厳しくすること。ゆるいカーブの心拍数でのトレーニングをすることは退屈であるけれども、もしエアロビックの限界を超えたら、あなたはアネロビック運動をしていることになる。多くの選手は1週間のうちに何度か軽いアネロビック運動をしてしまう(そうとは気づかずに)。しかしそれでは、エアロビックシステムを築くことはできないばかりか、あなたのエアロビックシステムをのものを危険にさらすことになる。 |
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