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『スポーツは健康に悪い!?』

秋になって、スポーツの秋とばかりに体を鍛えてやろうと思っておられる人は少なくないはず。しかし、スポーツは本当に健康にいいの?というのが今回のテーマ。

中学一年生の女の子が来院されました。腰が痛くて泳げないというのが主訴でした。彼女は県下でもトップレベルの選手。話を聞くと練習の休みがほとんどありません。一日に2000m-6000m泳ぎます。フローリングの部屋で正座して膝ついて前屈みになって勉強している習慣がありました。ファンヒーター使っていたときからの習慣がそのままに。

スポーツをしていると健康になる。健康になるならどうして故障するのか。どうして病気になるのか。これは臨床家であれば、必ず抱く疑問の一つです。多くの方の常識は、間違っています。間違った常識に基づいて行われたスポーツは故障につながります。運動するときに非常によく見られることです。

 

一流の長距離選手は、1ヶ月に1000km前後を走るトレーニングを積んでいて、疲労骨折を招くことが多く日本陸上競技連盟が女子長距離選手十数人に行った検査でも4人が70歳代に近い骨の質だったといいます。
ジョギングの創始者であるジェームス・フィックスという人は、52歳の若さで亡くなったのですが、ジョギング中に心臓マヒで亡くなりました。

こう見てくると必ずしもスポーツが健康によいとはいえないのではないかと思われるのではないでしょうか。問題はスポーツではなく、実は行い方にあるのです。どのようなことが大切なのかをまとめてみます。

ウォーミングアップとクールダウンはたいした意味がないと思う方は多くあります。実は、非常に重要なトレーニングの一部です。始めるときに準備できていない体の隅々に血液を送り込んでやり、終わる時に老廃物を集める働きがあります。それを省略してトレーニングをすることは故障につながることになります。最低でも15分のウォーミングアップとクールダウンをしましょう。

 

運動の強度:

誰でも運動をするときに早く成果を見たいと思うことが多いものです。体はすぐには強度や時間の増加についていけません。最低でも3週間は低めの強度を保つべきです。故障をしたときなどは特に、重要です。

 

休息:

スポーツをする人が、休息をとらないということは非常に多く見られます。筋肉というものは、実は鍛えるから強くなるというよりは、鍛えて痛めた筋繊維が、修復する際に強い筋肉になります。ですから、休みをちゃんと取らないと故障をすることになってしまうのです。睡眠や休みの日を作ることは重要です。

 

食事:

スポーツをする人が無頓着になることに食事があります。食べたいものを食べるということでは十分ではありません。運動を激しく行う人では、甘いものがものすごく欲しくなります。運動をする人は大丈夫とばかりに無節操に食べる時に、問題を併発することがよくあります。しっかりとタンパク質やビタミン、ミネラルなどを取り入れるように心がけたいものです。

 

トレーニングを上手にすれば、健康増進に役立ちます。しかし、上手にしなければ、故障や弊害を起こすことも多くあります。自分の運動が正しいかどうか、一度カイロプラクターに相談してみることをお勧めします。

 

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