| 慢性腰痛のケア |
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| -プロローグ- |
日本の整形外科にかかる理由にはこんなデータがあります
男性の整形外科診療を受ける理由 1位:腰痛
2位:肩こり
3位:首の痛み
女性の整形外科診療を受ける理由
1位:肩こり
2位:腰痛
3位:足のむくみ
このデータは1990年代のものですがそれよりずっと以前からこの順位は変わっていません。
腰痛を治療しようとする文献は17世紀の医学の祖であるヒポクラテスの時代から残っており、それ以前にも腰痛を治療しようと試みたものはたくさんあるでしょう。
どうして私たち人はこんなにも腰痛に悩まされるのでしょうか。慢性的な腰痛はなぜ発症するのか。
その問題を解く鍵は私たちの生活の中に隠れているようです。 |
| -生活習慣との関連- |
慢性的な腰痛こそ生活習慣によって完成される痛みの代表です。生活習慣とはほとんど一般的に中腰姿勢になる体勢であればそれは慢性的な腰痛になる原因になります。
悪い姿勢に関してはこちらを参照ください。
私たちの体は4足で生活することから2本の足で立ち、生活をすることを選びました。その結果が背骨を伸ばしている状態が自然な姿勢となる骨格作りです。
ほとんどの中腰姿勢は自然な背骨の形状から大きく崩れてしまいます。その結果、筋肉や靭帯が伸ばされてしまい、筋肉の緊張を作ってしまいます。
悪い姿勢を改善することは腰痛を治療する上でも、予防する上でも大切な要因になります。 |
| -食事習慣との関連- |
ほとんどすべての人が食事と体の痛みは関係ないと思っていることでしょう。しかし、現実は違います。食事習慣の改善こそが腰痛・痛みの治療・予防のための第一歩となります。
一部の特定された食品によって慢性的な腰痛を示す場合があります。時にそれは体にイイと言われている乳酸菌飲料だったり、特定の合成された糖分や脂肪分を含んだチョコレートのような食品だったりします。
一方で、特定されなくとも日頃の食事の内容やバランスが腰痛の根本的な問題であったりします。正常な食事のバランスは品目を多く摂ることよりも全体のバランスを整える必要があります。
たとえば、動物性脂肪を多く取ってしまうと靭帯が緩み、痛みを出しやすい体になってしまいます。
日々の食事はおなかを満たすためではなく、体を作るためにあるもの。その認識が今の乱れ切った食事習慣には必要になってきます。 |
| -環境的・感情的ストレスとの関連- |
ストレスは現代社会では数多く問題として取り上げていますが、それは今に始まったことではなく、昔から様々なストレスは存在していました。
たとえば、友人と喧嘩をすればそこには怒りという感情が爆発し、体と心には大きな負担がかかってしまいます。また、険悪なムードが長く続けば、そこには見えないプレッシャーを感じてしまい、体は疲労する一方でしょう。
しかし、ストレスは食事との関係も非常に深く結び付いています。食事が悪い内容であれば、ストレスも非常に感じやすい体になってしまいます。
つまりは、食事を考慮してあげることはストレスを感じにくい体を作ることになります。
なにも糖質がストレスを軽減するわけではありません。GABAによって一時的なリラックスがストレスを緩和させるわけではありません。
そこにストレスを感じるか感じないか。体が敏感であればストレスはよりたくさんになりますが、ストレスに鈍感であったり、うまく処理することができれば、そこはストレスフリーな日常になってゆきます。 |
| -慢性腰痛の危険性- |
慢性的な腰痛は非常に様々な意味で危険です。それは、一つにいつも痛みがあることが普通になってしまうからです。
慢性的な腰痛の原因には100個以上もの原因があります。それこそ人それぞれ原因は違っています。中には骨腫瘍による腰痛の人もいます。
また、内臓疾患による慢性的な腰痛の人もいます。
しかし、多くの場合に病院ではわからない腰痛の人もたくさん存在します。
そんな人は湿布で日常をごまかしているでしょうか。あるいはひどい時には痛み止めを打ってもらいに病院へ行く。
そんな生活の行く末は「痛みで動けなくなる」という現実が待っているでしょう。慢性的な腰痛は後に急激な痛みのある腰痛へと変貌する可能性を秘めています。
「いつもあった。」それがある朝「痛みで動けない」こうなってしまいます。
慢性的な腰痛は早く治療をほどこしておけば、悪化することはありません。むしろ回復していく方向へと体はよくなってゆくでしょう。
今を我慢して、病院へ通わない。今は体にかけている医療費用が捻出できない。
そう思っている方はひとつ考えをかえなければいけません。痛みで動けなくなったときは莫大な医療費が短い時間に負担になってゆきます。今が良ければと考えていれば後の負担は非常に重くのしかかってきます。直すのならば早いほうがいい。これはどんな体の変調であっても変わらないことです。 |