朝起きたときにはとても痛いけれど、しばらく動いているとなんとか動けるようになる人はたくさんおられます。
でもこういう腰痛をそのままにしていると何かの時に耐えられないような痛みに移行することもあります。
そうなってから何とかしようとすると大変です。
腰痛に対して理解を深めると腰痛から解放される道も見えてくるようになります。
慢性腰痛のメカニズム
腰痛が3ヶ月続くと慢性の腰痛と呼ばれます。
痛みの程度も様々で、激痛から軽いものまであります。
異常が見つからないものや異常が改善されても痛みが続く場合があります。
良くなったり悪くなったりを繰り返すものも慢性腰痛に入ります。
働き盛りの人に非常に多く見られます。
座りっぱなしの仕事をしている人や運転が長時間になる様な人が辛く成られるケースです。
慢性腰痛のセルフチェック
- 長時間車を運転することが多い
- 中腰姿勢で作業が多い
- 身体が左右対称でなく、歪んでいる
- 高いヒールや厚底靴を履くことが多い
- カバンはいつも同じ側の肩にかける
- デスクワークが中心
- イスに座るとき足を組むことが多い
- 運動不足
- 寝ながらテレビやスマホを見る
- 姿勢が悪いとよく言われる
慢性腰痛の原因を知る
過労 毎晩遅くまで仕事をして、休みもなくなるような状況では回復する暇がありません。
腰痛借金がある状態になります。
寝不足 忙しいと睡眠が削られます。
睡眠はただ休んでいるわけではなく、修復する時間です。
修復がなければ、傷めることになります。
ストレス 今のこの状況でストレスを感じておられない人はおられません。
精神的なストレスのみならず、食物からのストレスなども今は多くあります。
姿勢習慣 横になってスマホを見たり、テレビを見たり、ソファーでヘソが天井を向くように座っ
たりします。
PCをねこ背で使うことも多いです。
運動不足 外に出ることが少なく、座ってばかりいる人が多いです。
動きがないと関節には栄養がいかないため、老化します。
慢性腰痛を乗り越える
姿勢に気をつける ねこ背、足組、横になって何かをするのは要注意
腹筋・背筋を鍛える 定期的に胸を張って歩きましょう。
靴やバッグの持ち方を気をつける バランスの崩れた状態を長く続けない。
思いものを力任せに持ち上げない 腰を入れ、体に物を近づけて持ち上げる。
カイロプラクティック アドバイスを受けたり、神経の流れを整えましょう。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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