今年も暑い夏でした。
暑くて食欲がなくなったという方も多いのではないでしょうか?
しかしこの食欲がなくなったときにそれに合わせて口当たりの良いものだけを食べていると秋に痛い目に遭います。
秋に元気でいるために今回は書いてみたいと思います。
暑さはストレス
暑さも身体にとっては気候的なストレスになります。
人はストレスがかかるとそれに対して適応しようとします。
副腎からはストレスに対応するホルモンが出てきます。
このホルモンはストレスがかかった身体を戦闘状態にしてくれます。
血圧を上げたり、心拍数を上げたり、肝臓でエネルギー源の糖を作り出して血糖値をあげたり、コレステロール値を上げたりします。
これはいざというときにすぐに戦えるように臨戦態勢に備えてくれるのです。
自律神経はこんなときには交感神経が優位になっています。
クーラーの効く部屋や外の暑さと寒さが交互にやってくるのが続くとストレスは何倍もかかるようになります。
そんな状況下では交感神経は働き続けなければならなくなります。
ストレスが続くときには副交感神経が支配している消化器系は働きが悪くなります。
戦闘状態の時にお腹がいっぱいで動けないというような状況では困るからです。
ですから食欲が減退してしまうのです。
ある段階までは身体も十分に適応してくれますが、そのうち適応が出来なくなってしまったのが夏バテです。
代謝が下がる
暑くなると身体の一番の事業である熱量の産生は余り必要なくなります。
そのため実は代謝が下がるのです。
汗をかいたりするので見た目では代謝が上がっているように感じますが、
実は逆。
涼しいときに比べるとエネルギーも少なくて済むので少食になるという面もあります。
暑さで眠れない
眠れないために身体のリズムが狂ってしまいます。
身体のリズムがあるので普通は決まった時間になるとお腹がすきます。
しかし、夜更かししてつい食べてしまって朝の体調が絶不調ということもあります。
日中エンジンがかからず夜になると目がさえてしまうようになるとリズムが狂います。
そうするともう決まった時間にお腹がすかなくなってしまいます。
食べ物・飲み物
熱いものを作るのも食べるのもいや、ジュースやアイスコーヒーを飲んでいる、そうめんだけ食べている、焼き肉をビール飲みながら食べる、アイスやかき氷を頻繁に食べるなどなど、夏に特有の食べ方があります。
こんな食べ方をしていれば内臓も大変、へばるのは無理がありません。
対策
タンパク質
タンパク質をしっかり食べましょう。
薬味
麺類にはネギ・ショウガ・ごま・大葉などとともにタンパク質を加えましょう。
鶏肉や豚肉、卵や納豆なども特にお勧めです。
グリーンサラダ
グリーンサラダをたべましょう
ほうれん草や水にさらした紫タマネギのスライス、ロメインレタス、ブロッコリー、アボガド、トマト、パプリカなどレインボーカラーをたべましょう。
スイーツが欲しい人
フルーツの冷凍をたべる。
冷凍したバナナ、メロン、パイナップルなどスイーツを超えるおいしさです。
どうしてもチョコという方は低温で作った砂糖を使わない生チョコを。
夜しっかり寝て、朝太陽の光を浴びる
11時前に寝て、7-8時間は睡眠を取りましょう。
朝太陽の光を浴びると体内時計を整えてくれます。
部屋を真っ暗にすること、時計を診ないこと、寝る少し前に風呂に入ること、コンピューターやスマホを寝室に持ち込まないこと、など熟睡する方法はいろいろあります。
カイロプラクティック
自律神経のバランスを取るためには脊柱の動きをよくして、姿勢を改善することが早道です。
早めにカイロプラクティックで身体を整えましょう。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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