「かんの虫」は人生を台無しに
健やかに生まれてくる赤ちゃんでも、生後数週間で泣き始め、それから泣いて、また泣いて・・・。
ご両親は、何をしても泣きやまない赤ちゃんを見て困ってしまいます。
これは乳児性疝痛と呼ばれ、いわゆる「かんの虫」その後の人生に大変な影響を与える可能性があります。
とても困るのは、明確な原因が明らかでないことです。
いわゆる「かんの虫」は、通常特に明らかな原因が見られないにもかかわらず、生後2週間から始まりやがて3〜6ヶ月の間に自然に起こらなくなります。
カイロプラクティックと「かんの虫」の赤ちゃん
カイロプラクティックの施術は、時には非常にドラマチックな効果をもたらすことがあります。
多くの結果は施術開始から2週間までに現れます。
ほとんど全てのカイロプラクターが、「かんの虫」の赤ちゃんの背骨を施術して症状の改善を経験しているでしょう。
ある興味深い症例では、生後3ヶ月の女の子の赤ちゃんが「かんの虫」のため寝不足と、食欲の低下にさいなまれていました。
ご両親は、赤ちゃんの泣き声を、「絶え間ない暴力的なほど激しい鳴き声」と表現されました。
ひどい日には赤ちゃんは2時間以下しか眠りませんでした。
薬を与えられましたが、結果は芳しくありませんでした。
しかし最初のカイロプラクティック施術の後、赤ちゃんは8時間寝ました。
そして、3回目の来院までに「かんの虫」の症状はすっかりと治まりました。
なぜカイロプラクティックは効果があるのか?
出生時に赤ちゃんの首、頭、背骨に掛かるストレスが背骨に歪みを起こしている可能性があります。
背骨に歪みがあると、その歪みが神経にストレスをかけるため、赤ちゃんの体に様々な影響をもたらす可能性があります。
「かんの虫」はこの歪みが原因で起こる問題の1つかもしれません。
カイロプラクティックは、背骨の歪みに注目し、赤ちゃんを含め多くの人を施術してきました。
赤ちゃんのカイロプラクティック施術は安全でしょうか?
臨床上の経験では、カイロプラクティックの施術は新生児に対してでも、非常に安全で快適に行われることが示されています。
「かんの虫」の赤ちゃんはまず、カイロプラクターに背骨に歪みがないかどうか検査をしてもらうのがいいでしょう。
この背骨の歪みがその赤ちゃんの健やかな成長を決定するただ1つの要因かもしれないのです。
また、ご両親が夜泣きのために目の下に隈を作ることもなくなるかもしれません。
もしかしたらカイロプラクティック以上に赤ちゃんとご両親を幸せにするものはないかもしれません。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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