腰痛がクセになっているとお悩みの方へ

腰痛のクセ 腰痛特集

たったこの間腰痛したばかりなのに、また腰痛になったとお悩みの方は決して少なくないでしょう。厚生労働省の発表では腰痛人口は2770万人と言われます。5人に1人が腰痛に悩まされています。その中の85%が原因不明で何度ぶり返す腰痛に悩まされていると報告されています。ですから、腰痛がクセになっていると悩んでおられる方が非常にたくさんおられるのです。でもそんなに多くの人がなぜ腰痛になっているのにその原因がわからないのか解説しましょう。

何で腰痛になるんだろうって本当に悩みます。腰痛がクセになっているんでしょうか?

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私がご説明しましょう。

腰痛がクセになる?なぜわからない?

「腰痛がクセになることがあるのでしょうか?」と聞かれる人はたくさんあります。しかし本当に、腰痛はクセになるのでしょうか?腰痛は多くの場合、機能的な問題です。病理と呼ばれる変化がないものです。病理というのは、組織学的な変化、細胞などの変化や形態上の変化を伴うものです。だから画像診断や血液検査などでその変化をみることが出来るのです。多くの腰痛は機能的な問題です。つまり、機能が十分に出来ないのであって形態上の変化は伴いません。例えばドアを考えてみましょう。ドアが開かなくなるときにいくつか原因があります。チョウツガイが壊れている。ドアのフレームが変形してドアに当たっていて摩擦が強すぎて動かない。チョウツガイが油ぎれで動かない。チョウツガイが壊れていれば動きようがありません。関節の変形や骨折、などが起こっているケースです。フレームがドアに当たって動かない場合も特定の隙間がなくなっているのがわかります。脱臼などの状態です。しかしチョウツガイの油ぎれは、チョウツガイも正常にみえますし、ドアのフレームとの隙間もあります。でも動かない。動かそうとするととても重く、ギーという音がします。そんな時に油を差せば、またスムーズに動くようになります。形態上の変化がないので今の医学では病理と認められず、原因不明となるのです。関節でも同じ状態があります。関節は若干のアライメントの異常でも動きや筋肉のバランスが変わります。そのために動かなくなってしまいます。関節が動かないと栄養が行きません。身体には固有受容器という神経が正常な情報を送れなくなります。センサーのようなものです。センサーが誤作動を起こしているようなもので、そのために筋肉のバランスが変わって動かせなくなってしまいます。保有受容器を正常化して、筋肉のバランスを取ることが不可欠なのです。

油ぎれのようなものというのは分かりやすいですね。

腰痛が頻繁に起きる理由

関節の状態が悪いまま、つまり固有受容器が誤作動をするままになっていると、正常な働きをしてくれません。関節の機能異常があって、無理を続けていると痛みが出るようになります。そのため、休息を取ったり、無理をしないでいると腰痛はおさまります。しかし関節異常はそのままです。ですから痛みが無くなったと思ってまた無理を続けていくとすぐに症状が出るようになってしまうのです。悪い姿勢習慣がクセになっていると、無理をするとすぐに腰痛が出るようになるのです過労、寝不足、ストレス、食事などがきちんと出来ていないと、いつか必ず症状が出るようになるのです。ですから「腰痛がクセになっている」というよりは、「腰痛になるクセを持っている」と言った方が正確でしょう。そのために悪い姿勢習慣を改善されないと永遠に腰痛に悩まされることになるのです。

腰痛になる悪い姿勢習慣があるんですね。

 

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

そうですね。それを改善されないから何度も出てくるんですね。

腰痛がクセになっていると思うとき危険なこと

永遠に腰痛に悩まされると話しましたが、実はもっと危険なことがあるのです。姿勢によって関節の機能異常が出来ているときにそれをそのままにしていると問題はドンドン悪化していくことです
例えば、関節のアライメントがおかしくてもすぐには問題が出ません。ここで「ウォルフの法則」をご紹介しましょう。骨組織はストレス下におかれると厚くなりより強くなるというものです。逆にストレスが無いと骨組織は壊れていき、使われなかった骨組織は吸収されるのです。つまり正常なアライメントでは変形は起こらないのです。ミスアライメントが起こっているときには間違いなく、変形が起こるのです。ですから、年を取ると動かなくなります。そのために椎間板に栄養が行かなくなります。その結果椎間板は薄くなり、神経のでる穴が縮小します。それを少しでも拡大するために前屈みの姿勢になります。猫背の姿勢です。すると圧が椎体の前方にかかるようになって変形が起こるようになります。つまり、関節の機能異常をそのままにしているといつかは病理、つまり形態上の変化を起こすようになるのです。そのためにさらに動きが無くなります。自律神経は脊柱の両脇を走っています。動きが無くなるときに自律神経の働きも悪くなるのです。その結果内臓にも問題が出るようになっていくのです。ですから腰痛がクセになっていると感じられる人は早急になんとかしなければならないのです。

腰痛を放ってあると内臓にも問題が出るとは知りませんでした。

腰痛が癖になっていると思うときにすべきこと

姿勢習慣を正す

寝ながらテレビを見たり、ヘソが天井を向くような姿勢でソファーに座ったり、前屈みになってスマホを使ったり、コンピューターを使ったりしている人は正しい姿勢で使うべきです。足を組んだり、ハイヒールを履いたりするのを改善するようにしましょう。

過労

機能異常があるときに無理をしていると腰痛になります。休息をきちんと取りましょう。無理をしているといつかそのつけを払うようになることでしょう。

寝不足

睡眠は身体の修復に不可欠です。十分に寝ること。10時半には就寝しましょう。それが最も効果的に身体を修復する方法です。

食事

あなたの身体はあなたの食べたもので作られています。あなたの身体を動かすときは貴方の食べたものを材料にして動いています。あなたが考えるのは貴方が食べたもので神経の伝達物質を作って考えているのです。食事が乱れていて、良い身体になることは不可能です。

神経の流れ

関節の機能異常を取り除くことはとりわけ重要です。残念ながら現代の医療ではこの概念がありません。カイロプラクティックは機能異常を取り除くために発達してきたものです。カイロプラクティックで貴方の関節の機能異常を取り除き、神経の流れを整えましょう。

 

44才自動車販売店長Sさんのケース

Sさんは今までに何度も腰痛をしていると言われました。今回も同じような痛みで、何日か休めば良くなるかなと思っていたら、一向に良くならないので来院されました。

3ヶ月前にも腰痛をされて、寝ていたら楽になったと言われました。最低でも半年に一度は腰が痛くなって大変な思いをすると言われました。「腰痛がクセになっているのでしょうか?」と聞かれました。
お酒はほぼ毎日飲んでおられて、量もかなり飲んでおられました。飲まれた後は横になって肘をついてテレビを見ている内に寝てしまうと言われました。休日はゴルフに行かれて、余り休みをのんびりとは過ごしておられませんでした。

仕事のストレスは店長なので強く、ノルマを達成するために定期的にプレッシャーがかかってくると言われました。また自分がセールスをしていたときと違って、外に出ることが少なくなって、机の前でコンピューターをいつも見ているようになったと話されました。

腰椎は側弯ができていて、骨盤にも歪みが出来ていました。筋肉のアンバランスもいくつかあり、筋肉の付着部は触診すると痛みがあるほど敏感になっていました。ライフスタイルが定期的に問題を起こす原因であることを説明しました。

カイロプラクティックの施術で腰椎、骨盤のバランスを取り、筋肉のバランスを取るように調整しました。側弯を矯正するように体操もしてもらいました。またスポーツ用の大転子ベルトを使われるように勧めました。アルコールは休肝日をつくるようにお話しし、横になってテレビを見ないで、早く寝られるようにお勧めしました。ゴルフでは逆スイングをゴルフ前と後でするようにお勧めしました。

仕事中も1時間おきに動かれるように勧め、もっと動けるように社内宛てのE-mailをやめて、直接そこに行って話をするように勧めました。

痛みが無くなるとともに、疲れ方が少なくなったと話されるようになりました。前よりエネルギッシュになったと話されるようになりました。

腰痛がクセになっていると思っておられた患者さんのケースでした。実はストレスを過剰に感じるような生活をしておられたことが原因で、それを取り除く努力をしておられないために症状が出てくるものでした。

まとめ

腰痛はクセにはなりません。むしろ腰痛になるような習慣を持っておられるのです。その習慣を改められれば、腰痛の負のループから抜け出すことが出来るようになるのです。そのためにカイロプラクティックを使われることをお勧めします。