昨年からのステイホームで食べたり飲んだりされて、おなか周りが気になっていると感じておられる人が多くあります。
ダイエットが失敗する理由の一つは、不自然なダイエットです。
あるものだけを食べることだったり、食事を抜くことだったり、空腹をガマンすることでは痩せません。
逆に新陳代謝が悪くなって、食べないのに痩せなくなる場合もよくあります。
BBQするときに火力が強すぎて、置いた肉があっという間に黒焦げになったことがあるかもしれません。
逆に火力が弱くて肉が全く焼けないこともあるでしょう。
人間の身体も同じです。
ある人は脂肪が燃える身体になっていますし、ある方は脂肪が燃えないで逆についてしまう身体になっています。
だから、食事を減らしても、運動しても痩せないのです。
脂肪の燃焼が肉を焼き尽くすぐらい脂肪燃焼効率の良い身体にすることが秘訣です。
原則
体重計を使わない
脂肪の量に関して、体重計はあまり意味がありません。
水分を測っているだけだからです。
周りが気がつかないのは脂肪が燃えたのではなく、筋肉が落ちた可能性が高いです。
メジャーを使って測る
ウエストとおしりのサイズを測ることが、脂肪の状況を知るにはもっとも効果的です。
脂肪が落ちると体重はあまり変らなくともウエストサイズが小さくなります。
食事のアドバイス
1.野菜をしっかり食べる
野菜を食べたいだけ食べます。
カラフルな野菜から選びます。
虹色の野菜を食べましょう。
野菜は生でも調理しても良いですが、ブロッコリと芽キャベツは新陳代謝に悪影響を及ぼす酵素を破壊するために、軽く調理する必要があります。
2.タンパク質を優先に
魚、鶏肉、大豆、牛肉、豚肉、卵、チーズなどの自然のタンパク質食品を毎日少なくとも120グラムを3回で取るようにする。
3.炭水化物食品は避ける
炭水化物は控えめに、小さい茶碗1/2程度に抑えます。
出来るだけ自然な形のものが理想です。
ヨーグルトや低脂肪食品でも砂糖が含まれているものは避けます。
ラベルを見て、なんだかよく分からないものがたくさん入っていたら、それはやめた方が良いでしょう。
4.脂肪を摂る
適切なタイプの脂肪を十分に取っていないため、思いとは逆に脂肪が蓄積されてしまいます。
良い脂肪を得るにはエクストラバージンオリーブオイルが最高です。
また様々な健康によい脂肪の源として魚、肉、野菜、アーモンドやカシューナッツのような生のナッツからとることができます。
EPA、魚油、エゴマ油などのオメガ3脂肪のサプリメントも効果的です。
重要なことは、コーン、ピーナッツ、大豆、紅花、マーガリン、ラードなどで安い油、特に水素添加された脂肪や揚げ物を避けることです。
食事全般へのアドバイス
- 白い小麦製品、白砂糖を避ける
- 海塩を使う
- 香辛料・飲料に気を付ける(砂糖がよく隠れています)
- 食べ物を良くかむ
- リラックスした環境で食べる
- 毎日フルーツを食べる(甘すぎないものがbetter)
- 食事を4〜6回に分けて少しずつ食べる
- 運動とカイロプラクティックを合わせると、ガスバーナーで脂肪を燃やすような身体になることが可能です。

鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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