はじめに
今年は特に35度を超える日が多く、異常に暑いため余計に腰痛を訴える患者さんが増えてきています。
夏場は、庭仕事や畑仕事など外で作業をする機会が増えます。
また、長時間前屈みやしゃがんだ状態で手を使うため、自然と腰に負担がかかってきやすいです。
そこに暑さによる疲労や睡眠不足、水分不足や暴飲暴食などといった生活の乱れが加わると、いつも以上に筋肉への負担が大きくなります。
「少しだけだから」と思って作業を続けていると、立ち上がった瞬間や道具を持ち上げた拍子に腰を痛め、「ぎっくり腰」になってしまうこともよくあります。
外で作業をする時のポイント
外にいる時間はできるだけ短くする
・特に熱中症アラートが出るような高温の日は、外にいるだけで健康を損なう可能性が跳ね上がります。
不要不急の時には無理に外で作業をするのは控えましょう。
人の体は暑い時に仕事をするように作られていないです。
長時間続けず、こまめに休憩を取りましょう。
・「これだけ終わらせてしまいたい」と思うのは自然ですが、そこで無理をして体調を崩してしまうと元も子もありません。
異変を感じる前に休みましょう。
水分をしっかり補給しましょう。
喉が渇いた時にはすでに脱水になっています。
高温の中での作業は思っている以上に早く水分を失っています。
また、クーラーの中にいると涼しいですが、乾燥しやすいため水分を摂らないと脱水につながります。
喉が渇く前に水分をしっかり摂るようにしましょう。
無理な姿勢を続けず、小さなイスや膝当てを活用しましょう。
ぎっくり腰は「重い物を持ったからなる」というわけではありません。
疲労がたまり、体への負担が積み重なった結果として起こることが多いものです。
ぎっくり腰になってしまったら
急な痛みが腰に走る。だんだんじわじわ痛みが強くなってくる。
そのどちらもぎっくり腰の影響が出ていると考えられます。
もし作業をしていて痛みが出てきたら、決して無理をせずに今行なっている作業を中断する勇気を持ちましょう。
涼しい場所へ移動して、水分をしっかりと摂り、腰の痛みが軽くなる楽な姿勢を探してください。
腰が痛くなった時は鍛えてあげるとよくなると考えがちですが、痛みがあるうちは安静にしている方が体にとって良いです。
まとめ
いつもと違うことが起きると、体は対応しようとして意図せずに無理をしてしまいやすいです。
お盆や夏休みなどで旅行に行ったり、暴飲暴食をしやすい時期でもあるため、決して自分の体力を過信しないでください。
もしすでに腰が重い、違和感がある、と感じておられるなら、体からのサインかもしれません。
無理をせず早めにケアをすることで、ひどくなる前に改善できる場合もあります。
元気に夏を楽しむためにも、草取りや畑仕事の際は休憩と水分補給を忘れず、腰を大切にお過ごしください。

鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、


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