妊娠中に腰が痛くなったらどうしようかと思います。
30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私がお答えしましょう。
妊娠中に腰が痛くなることは非常に多くあります。
たくさんの方が苦労されます。
ただでも腰が痛いのは辛いのに、出産を控えていると心配や不安が非常に大きくなります。
それなのに病院ではしてもらえることが限られていて、楽になるのを待っているような感じです。
しかし、楽にしただけでは変わらない人も多くあり、余計に悩まれるという悪循環に陥る方もあります。
妊娠中を穏やかに過ごせることは胎児にとっても大切なことです。
必要のない不安や心配を取り除くことは、妊娠中の一番の助けになります。
カイロプラクティックはサブラクセーション(関節の配列の異常や動きの異常)を矯正し、筋肉のバランスを取ります。
そうすることにより薬や手術をすることなく、腰痛を改善することが出来ます。
さらに骨盤の動きが改善することで、出産もスムーズに行くようになり、産後も軽くてすむようになります。
カイロプラクティックは妊婦さんにとってすごく頼りになると感じられるでしょう。
妊婦さんの腰痛はなぜ?
なぜ妊娠中に腰痛になるんでしょうか?
妊婦になると10ヶ月間の間に急激に体重が増加します。
そんな短期間に体重が増えることは普通の生活では経験しません。
それに伴って、腰の前弯が増加し、腰に負担がかかるようになります。
その結果腰が痛くなるのです。
また、妊娠のために動くことも妊娠前と比べると少なくなり、血液の循環も悪くなります。
血行の悪さが腰の筋肉を硬化させ、痛みが出やすい状況にしてしまいます。
もともと骨盤の柔軟性のない人はさらに負荷が変なところにかかり、痛みが出るようになります。
特に妊娠後期にはリラクシンというホルモンが出て、出産のために骨盤が緩むようになります。問題のない骨盤はいいですが、柔軟性がなかった骨盤はリラクシンが出ても余り緩みません。
そのために負担のかかり方が余計大きくなります。
多くの妊婦さんが腰痛に悩まれるのは、そのためです。
体重の急激な増加と動きが少なくなることが原因なんですよ。
妊婦さんの腰痛で困ること。
妊婦さんは胎児がいるために、レントゲンを撮ることが出来ません。
また、注射や投薬も出来ません。
そのために、病院に行かれた妊婦さんは、特に何もしてもらうことが出来ません。
痛みがあっても無理をしないで、大事にしてくださいといわれるだけです。
多くの腰痛に苦しむ妊婦さんが、病院を受診して、がっかりして帰られます。
特別なことをして貰えないからです。
妊婦さんの体は日々に大きくなります。
楽にしていても、急激な体重の増加は体にドンドン負荷をかけます。
楽になっていきません。
そうすると妊婦さんの腰痛は改善するどころか、悪化の一歩をたどることになります。
妊婦さんの腰痛で気をつけたいこと
妊婦さんの腰痛が出ると心配になります。
病院に行っても何か効果的なことをして貰えるわけでは有りません。
注射や投薬ができないので、効果的な手段が有りません。
だから余計に不安になります。
妊婦さんは胎児と胎盤を通じでつながっています。
妊婦さんが喜べば神経の伝達物質を通して胎児も喜びます。
同じように妊婦さんが心配していれば、胎児も心配することになります。
妊婦さんが痛みで苦しめば、胎児も痛みを感じているのです。
生まれる前から心配や不安、それに痛みを感じることになることを想像してみてください。
胎児も妊婦さんもかわいそうです。そんな不必要な不安や心配をする必要はないのです。
また市販の薬であっても完全に安全な薬はありません。
自分で判断して薬を使おうとしないように注意する必要があります。
妊婦さんの腰痛にカイロプラクティックがいい理由
妊婦さんにカイロプラクティックは大丈夫なんですか?
大丈夫です。多くの妊婦さんがカイロプラクティックで薬や手術を使うことなく腰痛を改善されています。出産も軽くなります。
「妊婦さんにカイロプラクティックは大丈夫?」と感じる方もおられるかも知れません。
しかし、カイロプラクティックが最初に始められたときから、多くの妊婦さんがカイロプラクティックのお世話になってきました。
カイロプラクティックは薬を使わないヘルスケアです。
すべての薬は成長する胎児に有害な影響が有る可能性があるといわれています。
妊婦さんにとっても胎児にとっても安全な方法はカイロプラクティックなのです。
妊婦さんはいろいろ心配があります。
無事に胎児が成長するか?
胎児が正常か?
分娩は大丈夫か?
など、ほかにもたくさんの心配を感じられます。
カイロプラクティックはこのような心配を軽くしてあげることが出来るのです。
カイロプラクティックの施術は妊娠の維持やつわり、臨月まで赤ちゃんを成長させ、安全に出産すること、赤ちゃんをより健康に育てることに対してよい助けになります。
カイロプラクティクと妊娠に関する よくあるQ&A
妊娠中のカイロプラクティク施術は安全ですか?
とても安全で、母親と赤ちゃんに大変注意を払います。
妊娠中にカイロの矯正を受けるのは難しいですか?
全く難しいことではないです。
カイロプラクターは妊婦への施術訓練を受けていますし、施術台も妊婦の体型に合わせられるようになっています。
妊娠中どのくらい後期まで施術を受けられますか?
分娩中でも施術を受けられます。
ですからいつでも大丈夫です。
背骨の施術は産後の軽い鬱に効果がありますか?
長年カイロプラクティク施術は精神的ストレスに効果的だといわれてきました。
ある雑誌の記事で、あるカイロプラクターから背骨の施術を受けている患者で産後の軽い鬱になる人は希だと記しています。
カイロプラクティクは腰痛に効果がありますか?
はい、効果があると研究でも報告されています。
カイロプラクティックは腰痛や骨格の痛み自体を改善しようとしているのではありません。
しかし、カイロプラクティクの背骨矯正によって、体は腰痛や骨格の痛み、その他の問題への治癒力を高めてくれます。
妊娠中にカイロプラクティクの施術を受けるのに問題はありますか?
全くありません。カイロプラクティクは予防、メインテナンスとして受けるべきです。
妊娠中の定期的な検査は、体重の定期検査と同じようにされるべきです。
26歳主婦のEさんのケース
Eさんは1年ぶりに来院されました。
前に腰がかなり悪くて通院しておられたので、「腰が悪くなりましたか?」と尋ねると「今日は肩がこってきました。
出産して育児をしているので。」といわれました。
「おめでとうございます。」というと「実は先生に隠していたことが有ったんです。」といって話を始められました。
「1年前に来院したとき私は結婚が決まっていました。
腰が痛くて病院に行ったときにこの腰では、妊娠は出来ない。
この腰では赤ちゃんは一生持てないといわれたんです。
だから、ここに来たときはわらにもすがる思いだったんです。
でも結婚するといって子供が持てないといわれたら怖いから先生に結婚すること話せなかったんです。
ごめんなさい。」といわれました。
前回来院してカイロプラクティックのおかげで腰はすっかりよくなって、無事結婚して妊娠して出産も出来たととてもうれしそうに話をしてくださいました。
今回は赤ちゃんを抱っこするので、肩がこっていたので来院して、カイロプラクティックを受けたいと思ったと話をされました。
妊婦さんの腰痛がとても悩まれる問題で有ることを教えてくれた症例でした。
腰が悪くて子供が持てないのはかわいそうなことです。
でもカイロプラクティックの施術を受ければ妊娠も、出産も大丈夫。
産後もOK。薬を使うことなく、自然に体を改善させることが出来るのです。
妊婦さんもカイロプラクティックを受けられるなんて知りませんでした。妊娠したらカイロプラクティックですね。
まとめ
妊婦さんが腰痛になることは非常によく見ることです。
そして皆さんが悩んだり、心配されることも非常によく有ります。
薬が使えないこと、レントゲンを使えないことなど制限が多く、病院では特にこれといったことをしてもらうことが出来ません。
そのために、余計に悩まれる方が出ます。
カイロプラクティックは手術や薬を使うことなく、自然な施術によって体を整え、無事出産できるようにすることが出来ます。
まさしく妊婦さんに欠かせないものです。
カイロプラクティックで妊娠期間を乗り越えて、健康な赤ちゃんを産めるようにしましょう。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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