しっかり寝ているのに疲労が取れないといわれる方は多くあります。
そんな時にはいくつかの問題が考えられます。
原因がわからないために疲労が取れないことが多くあるのです。
自分の疲労の原因を知ると適切な対処が出来るものです。
疲労の種類
疲労にはいくつかの種類があります。
肉体的疲労
身体を使って疲れたという場合です。スポーツをしたり、山登りしたときの疲労がこれです。
精神的疲労
気を遣いすぎて疲れる場合です。
人間関係や仕事上の悩み、最近ではSNSで人にどう見られているかと気を遣うので疲労につながります。
化学的疲労
食べるもの、飲むもの、匂い、薬、添加物などが身体に影響する場合です。
甘いもの、アルコール、カフェイン、香水、マニキュア、小麦、ミルク、果物、野菜などアレルギー反応も疲労につながります。
感覚的疲労
5感を使いすぎることによって起こる場合です。
特に視覚、聴覚、触覚は最近では過剰に使って疲労を起こしています。
寝ながらスマホは一番疲れが溜まるパターンです。
一見何もしていないように見えて、実は感覚はすごく使われているのです。
対処法
睡眠
肉体的な疲労は寝たら直ると思いがちです。
上手に寝ることが必要です。
同じ7時間寝るのでも10時から5時まで寝るのと3時から10時まで寝るのは大きな違いです。
寝る時間が定まらないのも回復しにくい理由かもしれません。
寝る直前までスマホを見ていると頭が興奮するので、眠りが浅くなってしまいます。
○11時前には眠る ○スマホ・PCは就寝前に使わない。 ○暗くして寝る。
化学
○甘いものを減らしてみましょう。 ○カフェインをとるのを避けましょう。(エナジードリンクやスタミナドリンクなど) ○食事のスキップをやめましょう。 ○自分の不調パターンを探しましょう。(食べた後眠くなる、不調になるものを避けます。)
感覚
スマホやコンピューターをいつも見てしまうときには、デジタル断食をしてみましょう。
○3行日記をつける ○瞑想する ○掃除する ○お花を部屋に置くのも効果的です。
精神
○一緒にいるとエネルギーをもらえる人と会いましょう。 ○愚痴や悪口を言う人を距離を置きましょう。 ○すべきことを書き出して消していきましょう。 ○笑いましょう。
自分の感覚は当てにならないことも多いです。
病気になるまで放っておかないで、出来ることを少しづつやってみましょう。
カイロプラクティックも深い睡眠をとる大きな助けになります。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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