ニィースレターProバランス188号『痛みに騙されるな』

痛み ニュースレター

はじめに

体が痛い!早く楽になりたい!そもそもなんで痛みなんて起きるの?どこかが痛くてたまらない時、そんな気持ちになるのはいたって自然なことです。しかし、痛みには重要な役割があることを知っているでしょうか?

痛みの役割

痛みは単なる不快な感覚だけではなく、体が危険を知らせるサインです
体は、怪我や病気など体に異常が起きている時に、私たちに「ここで何か問題が起きている」ということを伝えてくれます。
例えば、足を捻挫した時、痛みを感じることで無理にその足を使わないようにします。

結果的に休息を増やしたり、その足を使わないようにすることで回復を促すことができます。
大抵は痛みのある部分自体に問題が潜んでいることが多いです。

痛みがなかったら

痛みのない世界を想像してみてください。
「痛みがなければもっと幸せに生活できるのに」と思うかもしれません。

しかし、痛みがないと体に問題が起きたり、傷が悪化する危険があります。
痛みは私たちの防衛システムといえるのです。

痛みがある時はしっかりと自分と向き合い、改善すべきところを探す必要があります
痛みが長引くと、生活の質が著しく低下し、精神的なストレスや不安が増してしまいます。
そのため、痛みを適切にマネジメントすることが重要です。

いくつかの方法をご紹介します。

 

1. 痛みの原因を知る

まず最初に、痛みの原因を明らかにすることです。
痛みがある時には必ずその原因となる何かが潜んでいます。
痛みの原因が分かれば、その対処法も見えてきます。

普段と違ったことをしたり、生活が乱れるとその変化によって体が痛みを出します。
よって自分自身のライフスタイルを見直すと見えてくることがあります。

「自分では何も悪いことをしていない」と思っていても、体からのサインは正直です。
人と比べるのではなく、自分の体にとって必要なことができているか確認してみましょう。

2. 休息の時間をしっかりととる

大抵の場合、多くのストレスや疲労によって体が十分に回復できていないことが多いです
睡眠時間を削っていたり、休んでいるつもりでも変な姿勢でいると体への負担は増えていきます。

もしかしたら仕事を休む必要もあるかもしれません
体からのサインを無視していると、より大きな痛みとなる可能性もあります。
休む必要のある時には休む勇気を持つことも大切です。

3.体に取り入れるものを見直す

体は食べたもので作られます。
ブランドの肉や野菜などは徹底的に品質を管理されているためおいしく綺麗に出来上がります。逆にあまり手入れをされていないものは、途中で枯れてしまったり、品質の良くないものが出来上がります。

私たちの体も同じです。体にとって良いものをとれば良い体に、好ましくないものをとれば好ましくない体に変化していきます。
痛みがある時も、ない時でも良いものを意識してとるように心がけましょう。

4. プロの助けを借りる

自分で良かれと思ってやっていることが、実は逆効果だったということはしばしば起こります。痛みがある時には運動をすれば良い、〇〇という食品は健康にいいからたくさん食べると良い、などいろいろな情報があふれています。

自分で判断し行動するのも大切ですが、間違った方向に進んでいるとなかなか自分だけでは気付きにくいものです。
私たちカイロプラクターは、体と痛みを総合的に検査し判断するプロです。
不安や気になることがありましたら、いつでもお尋ねください。
喜んでお手伝いします。

まとめ

痛みがなくなったからといって完全に治ったわけではありません。
むしろ、体はまだ回復中です。

治ったと思って今まで我慢してきた作業や仕事に復帰した途端、また今までの痛みが戻ってくることもよくあります。
自分の体の状態を客観的に見て、何度も今の状態を確認していくことが大切ですね。

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