肩こりになりやすい人ってどんな人?米子のカイロプラクティック専門家が詳しく解説

肩こりになりやすい 肩こり特集

「自分は肩こりがクセになっている」とか「肩こりになりやすい」と思っておられる方は知っておかれるとよいことがあります。

体が何らかの症状を出してくるときに、偶然に出してくることはないですし、実は非常に知的な反応として症状を出しているのです

でも、そう思っておられない方がほとんどです。

偶然出てきたと思っておられたり、何かが悪くなったのだと思われる方も多くあります。
そのような認識でおられると、改善することが出来るものであっても改善できないものと思ってしまわれることも多くあります。

肩こりも改善できるものであり、知っておけば改善することが出来るものです。
今回は肩こりになりやすい人が知っておくとよいことを書いてみたいと思います。

肩こりは偶然に出てくるわけではないんですか?

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私が解説しましょう。

肩こりになりやすい人は

肩こりになりやすい人には特徴があります。
年齢は関係ありません。
中塚カイロプラクティック研究所の最年少の肩こりは3才の男の子でした。

ねこ背になっていて運動不足があるときに肩こりになります。
ねこ背があっても、体を動かしている方は余り肩こりを意識されないこともあります。

ねこ背になるときには、頭が前に倒れ、重い頭を首や背中の筋肉で支えなければならなくなります。
その姿勢のまま動きがなければ、血行が悪くなって、肩がこるようになります。

ですから、いろいろなねこ背になるようなことが、肩こりの原因になることになるのです。

姿勢が悪くて運動不足だと肩がこるんですね。

肩こりになりやすい人が気をつけたいこと

体にピタッとフィットした服

体にフィットしている服を着る人は、余裕がないためにねこ背気味になります。
余裕のある服を着るようにすべきです。

スマホをよく使う

うつむく姿勢のワーストナンバーワンです。
電磁波も出ていますから、肩から腕にかけて緊張が強くなります。

高枕、ヘソが天井むく姿勢、あぐら、腹ばいで本を読む姿勢

いずれも首が倒れるような姿勢で、しかも長い間同じ姿勢で動きがなくなる姿勢です。

ポケットに手を入れる、体の前で手を組む

習慣になっていると追訴の姿勢をとります。
習慣が無くなるまでポケットを手が入れられないように縫っておくことも必要かも知れません。

コンピューターをのぞきこむ

椅子にちょこんと腰掛けたり、足を組んだりしていると首が飛び出したような姿勢になります。背もたれが腰に当たるようにして、深く座ることが必要です。

肩こりになりやすい人がよくすること

肩こり解消グッズを使う

一見良さそうですが、大方のグッズは姿勢を変えることができません。
一時しのぎになります。

マッサージする

こった筋肉を緩めると一時的にはよくなるように感じるのでされます。
しかし、余計に首が倒れるので悪化してしまいます。

湿布

最近の湿布薬には消炎鎮痛剤が練り込まれていて、痛みを和らげる働きがあります。
これが内臓に負担をかけたり、椎間板の再生をブロックする働きをするので、望ましくはありません。

パワーグッズを使う。

パワーグッズはゲルマニウム、チタン、クリスタル、磁石などあります。
ネックレスだったり、ブレスレットの形があります。
いずれもつけていると変化がわからなくなります。

どれも姿勢を変えることはなく、むしろ姿勢が悪くなったりすることもあるので、よかれと思って悪化してしまうこともあることにご注意ください。

肩こりになりやすい人が気がつかないこと

肩こりは病気の入り口ともいえる症状です。
そこから、悪化していくといろいろな問題が起こってくるようになります。

肩の痛み、肘の痛み、手首の痛み、指の痛み、
腕のしびれ、指先のしびれ
などの症状が出てくるようになります。

頭痛、顔の痛み、
顔の筋肉の麻痺、顎関節の痛み、
寝違い、内臓の症状
など様々な問題が起こってくるのです。

肩こりの原因は、ねこ背で運動不足になっていることだと話しました。

ねこ背を改善しないでは、ドンドンとねこ背が体型化してしまって、自分の力で変えるのが難しくなります。

いったんそうなってから改善することはとても難しいことです。
そうなれば、先に挙げた症状が出てきても不思議ではありません。
しかも、ねこ背が原因ですから、薬が効きません。

症状がひどくなると不安にもなり、つらさも手伝って、精神的な問題に移行していく方も少なくありません

多分病院では原因を見つけて貰えるだろうと思われると思いますが、姿勢が原因とは思われないので、症状の緩和を図る薬が処方されるだけです。
ですから、根本である姿勢が変わらないと本当に改善することが出来ないのです。

肩こりを放っておくと怖いですね。

肩こりになりやすい人がカイロプラクティックで気がつくこと

カイロプラクティックで施術を受けると軽くなったといわれる方が多くあります。

一つは関節が動きがよくなるために、動きがスムーズになるからです。
しかも筋肉に行っている神経の流れを整えるので、筋肉がバランスがとれて、自然と良い姿勢になるようになります。

柔軟性が戻ってくると変な姿勢になりたくないと思うと言われるようになります。
体が自然な良い姿勢な時はすべてのことをするのに効率がよいということに気がつかれるのです

さらに、姿勢習慣で問題のあるものを教えて貰えるので、意識することが可能になります。

ライフスタイルも自分では関係ないと思っていたような食事習慣や、食べるものなどが実は非常に密接な関係があるということを理解するとさらに改善がしやすくなります。

アドバイスに基づいて生活を変えるときに、ねこ背を克服し、肩こりになりにくい体を手に入れたことを知って驚かれることでしょう。

53才学校教頭男性OさんのケースOさんは昔から体が硬く、あまり姿勢もよくなかったと言われます。
でも「自分の体はそういうものだ」と思っておられて、余り努力もされませんでした。

マッサージにはよく行かれていたけど、仕事上では余り動くこともなく、最近は肩が余計にこるようになったと言われました。

老眼で目が悪くなったので見えにくくなっていると言われました。

ストレスもかなりあって、胃の調子もおかしいと言われました。
職場でも気を遣うことが多いと言われました。
体重もかなり増えて、服が合わなくなっているとのことでした。

お酒も甘いものをお好きなので、ついつい飲んだり食べたりすると言っておられます。

姿勢は、完全にねこ背が体型化してしまって、動きが乏しくなっていました。
頚椎の伸展も制限されていて、首には真横にしっかりとしたしわが出来ていました。

マッサージをよくしてもらっておられるだけあって、皮膚がとても厚く硬くなっていました。
首から背中にかけては吹き出物が出来ていて、体調の悪いのを表していました。

頚椎の可動域はとても制限されていて、呼吸も浅く、肺活量も減っていました。

カイロプラクティックの施術で柔軟性を回復するようにし、胸椎、頚椎の柔軟性を回復するような体操をしてもらいました。

毎日30分は歩くように勧め、お酒は休肝日が出来るようにしてもらいました。
また、食事をバランスよく食べるように勧めました。

同僚にもお願いして、自分が姿勢が悪かったら、飲み物をおごるからとお願いして頑張られるようになりました。

3ヶ月経ったときに、体は昔の体が想像できないほど柔軟になっておられて、「こんなに柔軟な体になれるとは思ってもみませんでした。」と話されるようになりました。

肩こりは体が硬いからどうしようもないと思っておられたケースでした。
自分の努力でこんなに変わられるとは私も想像以上でした。

それだけ努力されたOさんに人間の可能性の素晴らしさを教えていただいた気持ちがしました。

まとめ

肩こりはよくある問題ですが、最も軽く考えられている問題です。
軽く考えていい加減に対処して後で痛い目に遭った方がたくさんおられます。

カイロプラクティックで早い目に体を整えることによって、自分の問題を正面から向き合うことが出来るようになるでしょう。

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