健康の一番大切な要素はより脂肪を燃やす能力です。
実はその為に食べ方があるので説明しましょう。
BBQをしたことのある人は、火がつかなくてイライラした経験があることでしょう。
一方で火が強すぎてあっという間に肉が焦げてしまうのも経験されたと思います。
これは私たちの身体の脂肪の燃焼の仕方と似ています。
脂肪の燃焼の仕方にも差が出来るのです。
ではどうすれば、脂肪を焼き尽くすように脂肪の燃焼する身体になるのでしょうか?
脂肪燃焼のバランス
炭水化物摂りすぎていると脂肪は燃えにくくなります。
炭水化物を控えめにして、脂肪とタンパク質を十分摂取することが重要なポイントです。
この食事の仕方は常に安定した血糖値を保つことに焦点を当てています。
このような食事は一般の人にもアスリートにもパフォーマンスを向上するだけでなく、故障しにくい身体になることを可能にしてくれます。
脂肪を燃焼しまくる方法
私たちは忙しかったり、ストレスがかかってくると、一般的に炭水化物がメインの食事になりがちです。
中には炭水化物しか食べていないという人もあります。
炭水化物は全体の40%程度に押さえ、脂肪とタンパク質をそれぞれ30%程度ずつ摂ることが秘訣です。
一般に脂肪はダイエットの敵とされていますが、必須脂肪酸を摂取することで、体脂肪が燃えるようになることは注目すべきことです。
脂肪を利用して体脂肪を減らす
脂肪を利用して体脂肪を減らすには、2つの要素が必要となります。ひとつは必須脂肪酸という脂肪を摂取することです。次に炭水化物を食べると分泌される、インスリンの生成を控えめにすることです。
必須脂肪酸は人間のカラダでは作ることができない脂肪です。
この脂肪の種類はいくつかありますが、オリーブオイルやキャノーラオイル、魚や豆などにも含まれています。
3割が脂肪からなる食事でも、必須脂肪酸であれば、高脂肪食とはならなりません。
脂肪を燃やすためには、脂肪を摂取しなくてはならないことを忘れてはいけません。
もちろん、脂肪の必要量には個人差があります。まずは3割が必須脂肪酸を使った料理になるような食事を心がけたいものです。
脂肪燃焼になぜ炭水化物を控えめにするのか
炭水化物を控えめにするのは、インスリンが分泌されると、脂肪を燃やすことができなくなるからです。
インスリンは食べた炭水化物の40%を脂肪に変えてしまいます。
さらにもっと重要なことは、インスリンは脂肪を貯蔵用にとっておくため、脂肪の燃焼を制御させてしまうことです。
だからエネルギーのために脂肪を使いたいとなると、インスリンの反応を控えめになるようにしておく必要があるのです。
とくに精白された、白米、白いパン、グラニュー糖、白砂糖はインスリンの分泌を増加させるので避けることがのぞましいです。
脂肪を燃やすように野菜を食べる
食品の優先順位をつけるとすれば、一番の水の次に野菜がくるというほど、野菜は重要なものです。野菜は自然の配慮の中でビタミンやミネラルと言った抗酸化物質を含んでいるからです。
野菜に関して覚えておかなければならないのはただ1つ。
できるだけたくさん食べるということです。
ほとんどの人が十分に野菜を食べていません。
とはいっても、生ではたくさんの野菜は摂りづらいものです。
そこでお勧めするのが、大きな鍋に大ざっぱに切った野菜を入れコトコト煮込んだ、スープストック。
これならいろいろな食材を加えて、違った味が楽しめます。みそ、ケチャップ、カレー、醤油など
40:30:30のメニュー案
玄米(茶碗1杯100g)●しゃぶしゃぶ(牛肉250g、皮付き大根45g、ほうれんそう90g、しいたけ80g)●グリーンサラダ(リーフレタス25g、きゅうり25g、たまねぎ25g)ドレッシングはオリーブオイルと酢と塩少々。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
コメント