最近は、子供達が骨折したり、捻挫することが増えています。
普段よりも身体を動かすことが少なくなったり、食事も偏りがちだからです。
体重が増えたりして何かしたいと思われる方も多いのでは無いでしょうか。
健康の大きな要素である食生活を改善していくことは大きな変化を生みます。
今回は「腸活」について書いてみたいと思います。
なぜ腸活が必要か?
意外に多くの方が、食べるものに無頓着です。
食べたものが身体を作っているのですから、偏った食べ方をすればバランスの崩れた身体を作りますし、バランスの崩れたパフォーマンスしか出来なくなります。
食べるものが人生を作るといっても過言ではないでしょう。
性格さへも変えてしまうこともあるほどです。
だから逆に食生活を整えることで、腸内環境を変え、体質改善も可能になるのです。
腸活とは
腸内には、身体にプラスに働く菌、身体にマイナスに働く菌、中間の菌があります。
プラスに働く菌だけがよいのではなくそれぞれのバランスが大切です。
ただ油断するとマイナスに働く菌が多くなってしまうので、プラスに働く菌を摂るようにしましょうと言われるのです。
そのバランスを適正に保つことが腸活といってよいでしょう。
腸活はおなかでペットを飼うこと
管理栄養士の籐橋ひとみさんは面白いアイデアを持っておられます。
「腸活」とは「おなかの中でかわいいペットを飼う」ようなものだと言われるのです。
腸活ならヨーグルトを食べたらいいのという声が聞こえてきそうです。
そうではなく菌だけではなく、そのエサも十分にとることが大切という考え方です。
腸活の方法とは
乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌、麹菌などは醤油、お酢、味噌、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズなどに含まれています。
オリゴ糖や食物繊維をエサにして増えるので、大豆やゴボウ、アスパラガス、タマネギ、トウモロコシ、にんにく、バナナ、芋類、海藻、きのこ、果物などの食材をとることが大切です。
この両方を食べることで、おなかの中で菌が育っていくのです。
味噌汁にしっかりきのこや海藻を入れてあるのはそのためなんです。
腸活には本物を
味噌や醤油や酢はどれでも良いというわけではありません。
本物を使う必要があります。
100円ショップなどで見かけるものはなんちゃって調味料です。
発酵の過程がきちんとなされていないので菌は余りありません。
伝統的な工法で作られた発酵調味料は、長い目で見ると身体にも良く、医療費もかからず安上がりということになります。
うんちチェック
腸内菌のバランスが良いときには、便が色が黄色から緑になります。
匂いも余り強くありません。
柔らかいバナナのようになっているでしょう。
逆にバランスが悪いときには黒い色で、匂いも強くなります。
バランスが崩れるのは食事に肉や脂肪が多く、不規則なライフスタイルや寝不足やストレスが多いものです。
便意があるときにタイムリーにトイレに行かない傾向があるときもバランスが崩れます。
まとめ
腸の働きが悪いときには食べ物だけでなく、自律神経のバランスが崩れているときに起こります。
そんな時にはカイロプラクティックが大きな力になるでしょう。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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