ニュースレターProバランス175号『どうする?指、手首、肘、肩の痛み(上肢の痛み)』』

指、手首、肘、肩の痛み ニュースレター

親指が痛い、手首が痛い、肘が痛い、肩が痛い、そんな時にあなたはどうしていますか?
きっと休めたり、湿布を貼ったり、サポーターを使ったりされるでしょう。

それでも改善がない場合には病院に行かれるでしょう。
しかし、こういう痛みが出ると中々改善せず、仕事が出来なくなったり、最悪の場合には手術をするように勧められたりします。

このような問題は、そんなに悪くなる前に原因に基づいて対応すれば、ひどくなることがないばかりか、痛みの無い生活が出来るようになるのです。
今日はそんな痛みに苦しまない方法についてご説明しましょう。

上肢の痛みの不思議

腱が痛む場合にはよく使い痛みと言われます。
不思議なのは、テニスやゴルフなどで痛みが出る場合、ベテランの人よりも始めたばかりの人がなることが多いものです。

使い痛みであれば、ベテランの人がなるのが当然と思えるのですが、実際はその逆です。

同じように使っていても、痛みが出る人もあれば、出ない人もあります。
無理をしていると思う人に痛みが出ず、それほど無理をしていないと思う人に症状が出ることもあります。

なぜこんなことが起こるのでしょう?

上肢の痛みの真実

上肢の痛みが出た人を検査すると必ず、筋肉が弱くなっています

親指の痛みであれば、親指周りの筋肉、手首であれば、手首周りの筋肉、肘であれば、肘の筋肉、肩の痛みであれば、肩の筋肉が弱くなっています。

その結果、動作や行動で弱くなった筋肉を使おうとすると痛みが出るのです。
このような筋肉は、首から出た神経が、うまく神経信号をその筋肉まで届けられなくなっています。

萎縮したりしているわけではありません。
頚椎を見てみるとその部位と対応する関節にズレがあります。
このズレは小さいため、レントゲンでは認められません。
正常の範囲と判断されてしまいます。

上肢の痛みの原因

ではなぜこのような歪みが出るのでしょうか?
多くの場合には姿勢が原因です。

高枕やソファーの肘掛けに頭を置いてテレビを見たり、寝ながらスマホを使ったり、長時間うつ向けでコンピューターやスマホを使ったり、うつむいて手を使った作業をたくさんしたりした結果起こります。乗り物で寝てしまったり、イスに座ったままうたた寝をしたり、ヘソが天井を向くような姿勢でソファーに座ったりしても起こります。

きっと硬化した筋肉が見つかります。硬化した筋肉がある時に、寝不足になったり、過労になって無理をしていたり、ストレスが強かったりすると、さらに緊張が悪化し症状が出るようになります。

姿勢はあまり重要視されませんが、実は多くの痛みや症状の原因になっています。

上肢の痛みを悪化させず、改善する

上肢の痛みが出たらまず、重篤な病気で無いことを確認します。

一つの目安は、痛みが出ない姿勢があるかどうか、夜、痛みが出るかどうかは重要です。
そんな場合は、病院を受診しましょう。

そうでなければ、まず

  1. 姿勢をチェックしましょう。
  2. 寝不足はないでしょうか。
  3. ストレスはどうでしょうか.
  4. 過労になっていませんか?

熱を持っていれば冷やすことも必要です。
一時的に休めてやることはとても大切です。

しかし、姿勢が原因なら、休めても問題が解消されていないので、症状の改善は難しくなります。

カイロプラクターは姿勢の専門家。
検査を通して施術とともに、対応方法を教えてもらうことができます。
客観的なコーチがつくような物です。

あなた専用のパーソナルコーチがいればあなたも痛みから解放されるでしょう。

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