ニュースレターProバランス172号『座骨神経痛が辛いんです』

座骨神経痛 ニュースレター

神経痛は、よく聞く反面、「それは何」と言われるとはっきり答えられないことの多いものです。
年をとると神経痛になると思っておられる人もあるでしょう。
でも高校生でも神経痛が出ることがあります。

非常に多くの人が悩んでおられるのに、どうしていいか分からないと来院される人が多いのも特徴です。
今回、中でも多い座骨神経痛について解説しましょう。

 

座骨神経とは

末梢神経のうちの感覚神経が何らかの原因で刺激を受け、神経の経路に従って生じる痛みを「神経痛」と呼びます。

「痛い」「しびれる」が特徴で、比較的長く症状が続きます。
座骨神経はとても太い神経で、大腿部、膝、ふくらはぎ、足首、足、足の指へ走っています。

 

座骨神経痛とは

座骨神経が炎症を起こした場合、座骨神経痛と呼びます。
とても強い痛みが出るのが特徴です。

痛みは神経の支配領域に従って大腿部、膝、ふくらはぎ、足首、足、足の指に起こります。
非常に鋭い痛みから、針で刺すような痛み、虫がはうような感じと云われることもあります。

複雑なものは股関節や大腿の前面に症状が出ることもあります。

中には両側に出るものもあります。

 

座骨神経痛は辛い

痛みは激しい痛みで、足を切り落としてもらってもいいとまで云われることがあります。
うずくのも特徴で、夜寝ようとするとうずきで眠れないといわれることも良くあります。

歩くこと、座ること、腰を曲げること、立ち上がることなど基本的なことが困難になります。
精神的に参ってしまう人もあります。

 

座骨神経痛の原因

様々な原因がありますが、何らかの形で神経を圧迫したり、刺激をうけたりすることによって症状が出ています。

厳密には整形外科学会でも理由は分かっていません。
もちろん、長きにわたって無理をしていたり、睡眠不足や悪い姿勢を続けていることが要因になっています。

あぐら姿勢でコンピューター、ヘソが天井を向くような座り方、寝ながらスマホ、ゴルフや草刈りなどのひねる動作のし過ぎなどがあります。

その為一度良くなっても、また同じ習慣が復活すれば、また同じ症状が出て来るのは当然です。
事故や出産などで出る場合もあります。

中には重篤な病気が隠れていることもありますから、注意が必要です。

病院で問題を確認することも大事です。

 

座骨神経痛に必要なこと

痛み止めで痛みを抑えようと考えることが解決になりません。
背骨や骨盤の異常で神経の流れが悪くなっています。
その結果として筋肉が硬化し、機能に問題が出ます。

痛み止めは原因を取り除くのではなく、症状を感じなくするだけです。
ごまかしていて、生活や習慣を変えなければ、もっとひどい問題になり、症状に苦しむことになるでしょう。

 

カイロプラクティックでは背骨の矯正によって神経、関節、椎間板にかかるストレスを解放します。

車のアライメントを整えるように背骨も定期的なチェックと矯正が必要です。
使いっぱなしでは身体が悲鳴を上げるのも当然です。

さらに、問題の原因になるライフスタイルについて考えることによって、再発を予防することにも成るのです。

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