30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私がご説明します。
女性で腰痛で悩まれるのは肩こりに次いで2番目に多いといわれます。
30台40台の働き盛りの人で7割弱もの人が悩んでおられる問題です。
それだけ多い問題でありながら、以外に研究は進んでいません。
最近ではエビデンスベースメディスンといって根拠が研究で証明されているものを使って医療を行うというのが主流です。
しかし、一般的に使われている処置は、驚くべきことですがエビデンス(根拠)がほとんど確立されていないのです。
今回はこれだけ多い女性の腰痛の原因について考えてみたいと思います。
根拠がなくても腰痛の処置に使われているんですか?
女性の腰痛の原因?
女性の腰痛は多くあるから原因も確立されているかというとこれも処置と同じように余り確立されていないのです。
ですから、いろいろなところに行っても、余りこれといった処置をして貰えないなくて、逆に探していろいろ所を転々とする方が増えるのです。
これだけ多くて、当たり前のようにみんなが知っているにもかかわらず、皆さんが知っている原因があまりないのが現状です。
カイロプラクターはアメリカではバックドクターとも呼ばれ、腰痛のスペシャリストです。
そういう観点から見ると姿勢が原因しているものが最も多く見られます。
特定の悪い姿勢をしているために関節の動くが悪くなり、そのために筋肉のバランスが崩れ、柔軟性がなくなることによって痛みを出していることが多くあるのです。
残念ながらメディカルの分野では姿勢が腰痛の原因になるという認識は余りありません。
そのために余り取り上げられることもないのです。
しかし現実は非常に多くの方が姿勢の問題で腰痛になっているのです。
姿勢で腰痛になっているんですか?
女性の腰痛の原因の種類
通常の腰痛のメジャーな原因は、姿勢、寝不足、過労、ストレス、食事です。
寝不足をしていると筋肉が動きを妨げるためにピーンと張った感じになります。
そのため動きが妨げられますが、無理に動かそうとすると悲鳴を上げるようになります。
過労は、寝不足とよく似ていますが、休みがなくなったり、残業などが増えたときに起きます。労働と休息のバランスが崩れると腰痛に結びつきます。
ストレスは、化学的、物理的、精神的ストレスがあります。
食べ物が化学的ストレス、合わない靴や家具などが物理的ストレス、精神的ストレスは恐れや心配があります。
ストレスと関連する筋肉が骨盤を安定させています。
そのためストレス過剰になると筋肉のアンバランスが出来て骨盤が不安定になり、腰痛になります。
食事もストレスの一種ですが、糖質の取り過ぎや食事を抜くとか食事と食事の間が開きすぎるなどが問題になります。
食事も先ほどの骨盤安定させる筋肉と関係があるので、腰痛の原因になるのです。
姿勢、寝不足、過労、ストレス、食事が原因で腰痛になっているんです。
女性の腰痛の原因で危険なもの
痛みは理屈無く出てくることがありません。
必ず何か理屈があって出てきます。
でも時には、わからない痛みが出ることもあります。
筋肉骨格系の痛みは、通常、痛みを感じなくなるような姿勢を見つけられます。
もし、そういう姿勢がなければ、これは危険なサインです。
また、理屈無く痛みが出ているような場合、例えば、何も痛みが出るような理由が思い浮かばないような場合です。
夜寝ていて、痛みで目が覚めたというような場合です。
筋肉骨格系の痛みは必ずきっかけがありますから、寝ていて痛みが出たというようなことはないのです。
例えばくしゃみをした途端痛みが出て、動けなくなったというような場合も危険なサインです。夜痛みが出る場合も危険なサインと考えるべきです。
このような危険なサインは見過ごしにしてはいけません。
すぐに医療機関を受診すべきです。
また、外傷が有って痛みが続く場合、例え軽いものであっても骨折などがあるかも知れないと考える方が無難です。
これも医療機関の受診をお勧めします。
女性の方は骨粗鬆症も早く始まる方が多いです。
自分が思うよりも進んでいる場合もありますから、理屈無く痛みが出た場合には、過信することなく注意する必要があります。
女性の腰痛で原因に悩んだらカイロプラクティックがいい理由
腰痛の原因のメジャーなものは機能異常です。
関節の配列がおかしかったり、関節の動きがおかしかったりすることにより、異常な信号が筋肉に行くようになります。
そのため必要なときに力が入らなかったり、必要ないときに力が入っていたりします。
こういうときに薬やマッサージなどは全く効果がありません。
関節に働きかけなければ改善できないのです。
また、姿勢が問題なることが多いため、姿勢について理解していなければ、正しいアドバイスが出来ません。
またライフスタイルも大きく関係している場合があるので、ライフスタイルについての知識も不可欠です。
そういう意味で国際基準のカイロプラクターはすべてを備えています。
関節の機能異常の解決はカイロプラクターの専門分野です。
また、適切なライフスタイルや姿勢のアドバイスもしてくれるでしょう。
問題を予防する体操なども教えてくれるでしょう。
いろいろ悩まれる前にカイロプラクターの門を叩いてみましょう。
あなたの状態を分かりやすく教えて、導いてくれることでしょう。
カイロプラクターは適切なライフスタイルや姿勢のアドバイスもしてくれるんですよ。
Tさんは仕事でいつも忙しい。帰るのも遅く、食事も帰ってから。
朝は抜かれる。
腰が痛みが出て、だんだん足の方に痛みが出るようになりました。
病院に行ってみてもらったが、痛み止めが出ただけで、「様子を見てください」といわれました。
痛みは変わらずよくならなかったので、鍼にいかれました。
いろいろしてもらったが、全くよくならず、来院されました。
仕事が人手が足りず、定時に帰ることはまず無いといわれます。
10時くらいに帰られるのがほとんどなので、それから食事を食べて、シャワーするともう12時を回っているそうです。
睡眠時間は5時間。
朝がとても辛い。
最近体重も増えてきているといわれました。
ウエストラインがきつくなった気がするといわれます。
チョコレートが無性にほしくなるので、机にはいつも入っていて、疲れたと思うとそれを食べておられました。
帰りにはコンビニで菓子パンのコーナ-によることが増えて、そのせいかなと思っておられました。
食事は手っ取り早いので麺類やパスタや丼物が多いといわれました。
休みも出ることが多いので、なかなかゆっくりする暇が無いといわれます。
仕事するときは、コンピューターを使われることが多く、必ず足を組んで背中を丸くして仕事していることが多いといわれます。
体を見ると逆Cカーブが出来ていて、腰椎、骨盤にも歪みが出来ていました。
大腿の後ろの筋肉が力が入らなくなっていました。
カイロプラクティックの施術をして、骨盤の歪みを取り除くようにしました。
筋肉のバランスを取り、柔軟性を回復するような体操をお勧めしました。
ライフスタイルが非常に問題でしたから、それを改善するようアドバイスしました。
食事を食べて残業するよう勧めました。
チョコレートや菓子パンは控えるように勧めました。
きちんと座って仕事をすることや睡眠時間を7時間に増やすように勧めました。
数回の施術で痛みはかなり軽減して、1ヶ月後には体が軽くなり少し痩せたと喜ばれました。
女性特有といっていいくらい様々な問題を抱えておられるケースでした。
これをただ、骨盤の歪みだけで解決しようと思ったら、とても難しいことでした。
ライフスタイルも含めて総合的に考えることが大切でした。
そして理屈にかなったことをしなければ、理屈にかなった回復もないということを理解してほしいと思います。
ライフスタイルも含めて総合的に考えると腰痛は根本的に解決できるようになるでしょう。
まとめ
女性の人が腰痛になって原因がわからなくて困られることはよくあります。
そんな時には国際基準のカイロプラクターが助けになります。
カイロプラクターは腰痛の専門家といってもよい存在です。
カイロプラクティックによってあなたの体を腰痛になりにくい体に変えてみてはいかがでしょう。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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