暑い日が続くと着る服も薄着になってきて、体形が気になるようになります。
スカートやスラックスのお腹周りがきつくなったとため息をついておられる人もあるでしょう。
「体重が増えたんですが、どんなダイエットがいいですか?」
女性から最も多い質問の一つです。
大概の人が一度くらいは何らかのダイエットを試して失敗した経験があることでしょう。
今日は、ダイエットについて書いてみましょう。
ダイエット失敗の原因
不自然なダイエット、食事を抜いたり、特定のものを抜く、特定のものだけ食べるというのは成功しません。
食べたくなるからです。
全ての人の身体が同じではありません。
BBQをするときに、熱すぎて肉が真っ黒焦げになったとか、火がおこらず生焼けだったという経験をされたこともあるでしょう。
人も同じです。脂肪が燃焼する身体になっていれば、日常生活でも痩せます。
一方で脂肪が燃焼しない身体になっていると、食事を減らしても、運動を一生懸命しても痩せません。
脂肪の燃焼効率が良い身体になっていなければ痩せないのです。
体重計を使わない。
体重計は何を測っているのでしょうか?
実は人の身体の水分を測っています。
食事を抜いて頑張って3kg減った人が「私痩せたの。」といわれても「本当?」と怪訝そうにいわれることがあります。
筋肉と脂肪では筋肉の方が重いです。
筋肉が落ちると体重ほど痩せて見えません。
一方で体重がほとんど変わらないのに「痩せたね〜」といわれることがあります。
脂肪が落ちたために、かさがぐんと減っているから、フェースラインなどがシャープになります。
一番正確なのはウエストとヒップのサイズを測ることです。
それが一番脂肪の状況を教えてくれます。
脂肪が落ちるとウエスト:ヒップの差が大きくなります。
そうなると周りの人から必ず「痩せたんじゃない」と声をかけられるようになります。
脂肪燃焼のための食事
1.野菜を主食に
野菜を食べたいだけ食べましょう。
レインボーダイエットは様々な色のカラフルな野菜を食べることです。
ブロッコリー、ほうれん草、グリーンピース、ニンジン、トマト、ピーマン、パプリカ、カリフラワー、カボチャ、きのこ類、ナス、キャベツなどバラエティーのある野菜を食べましょう。
1日に1食は生野菜のサラダをとりましょう。
2,炭水化物を控えめに
できるだけ自然なものを食べましょう。
玄米、全粒粉、黒糖、ハチミツなどが理想です。
ラベルを見て、砂糖や果糖ブドウ糖液糖が入っているものは避けるようにしましょう。
3,タンパク質をしっかりと
大豆、卵、魚、鶏肉、牛肉、羊肉、チーズ自然のタンパク質食品を毎日しっかり摂るようにしましょう。
4,良質の脂肪を摂る
適切なタイプの脂肪を十分に摂ります。
エクストラバージンオリーブオイルがいい脂肪です。
よい脂肪の源として魚、肉、野菜、アーモンドやカシューナッツのような生のナッツからとることができます。
EPA、魚油、亜麻仁油、エゴマ油などのオメガ3脂肪のサプリメントも効果的です。
重要なことは、コーン、ピーナッツ、大豆、紅花、マーガリン、ラード、ショートニングなどで安い油、特に水素添加された脂肪や揚げ物を避けることです。
最後に
これに有酸素運動、カイロプラクティックを加えるとガスバーナーのように脂肪がもやす身体になります。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
コメント