Proバランス114号『胃の気持ちになったことがありますか』

胃は辛い ニュースレター

胃の気持ちになったことがありますか?

夏になると冷たいものを飲んだり、アイスやかき氷を食べたりします。
同時に暑いものを汗をかきながら食べるということも多くあります。

温度

ちょっとだけ胃の気持ちになってみたことがありますか?
冷蔵庫が一般的でなかったとき、冷たいといえば井戸水と相場が決まっていました。
氷を入れた飲み物を飲むようになったのは割と最近のことです。
ですから、昔はそれほど冷たいものを飲むこともありませんでした。
(少しづつ飲むのが良いですね。)

温度変化

今であれば、キンキンに冷やした飲み物を飲むことも多くあります。
ビールジョッキを冷やして飲むなどということもありますから、かなり胃を冷やしていることになるでしょう。
それに焼き肉を食べるなどという状況を考えると熱いものと冷たいものが交互に入ってくるので胃はたまったものではないという感じです。
(食べるものの温度変化は控えめに)

食事の時の水

また、暑いときには消化する能力も落ちていますが、夏野菜など大してかむことなく食べてしまうことも多くあります。
本当はこういうときほどよくかんで食べて欲しいと胃は思っているに違いありません。
また、喉が渇いていることも多いため、水や麦茶を一気飲みする方も多くあります。
その結果、消化液をさらに薄めることにもなり、効果的な消化を妨げることになります。
(食間に出来るだけ少しづつのみたいですね)

胃は非常に強い塩酸を分泌するのに、溶けることはありません。不思議ですね。
それは粘液で守っているからです。
しかし、ストレスが強かったり、痛み止めなどの薬、お酒、ピロリ菌などでもバリア機能が低下します。
つまり、腰痛や頭痛などがあって、お酒でごまかしたり、痛み止めを使っているような方は胃の粘液層が弱くなって痛めることにもなるわけです。
(その場しのぎは危険です。)

野菜

そんなときに大切なのはビタミンU。
キャベツやトマト、レタス、セロリ、アスパラガスなど野菜をしっかり食べると胃の健康を守ることが出来るのです。旬の野菜はこんなところにも重要な働きをしているわけです。

背骨

暑くなると姿勢も当然悪くなります。
一番丸くなるのが肩甲骨の間。胸椎の4番あたりは、胃に神経支配を送っています。
そのあたりが猫背になって動きがなくなると当然胃の働きも悪くなってしまいます。
胸椎の12番あたりには横隔膜も付着しており、腹圧を整えています。
横隔膜がうまく働かないことにより、腹圧が高くなりやすくなります。
裂孔ヘルニアなどを起こしやすくなります。逆流性食道炎になるかたも
早い話が姿勢が悪いことは、胃に問題を起こすことにもつながるのです。

カイロプラクティックは内臓の機能を高めるために最高の働きをします。食べ方に気をつけ、カイロプラクティックで体を整え、この厳しい暑さに打ち勝つ体を作りましょう。

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