新しい年を迎えて、皆さんが新年の決意をされたのではないかと思います。
カイロプラクターとして常々皆さんの姿勢が健康には大切だとお話ししてきました。
是非とも今年が皆さんがご自分の姿勢を美しく、健康的にされる一年になればと願っています。
良い姿勢とは
まず自分の姿勢がどんな状態なのか知ることが大切です。
自分の携帯で立っている姿をとってみましょう。
正面、横からとってみます。
チェックポイントは
正面
鼻の位置から垂線を引くと左右の足の間になりますか?
目の高さは左右で同じですか?
肩の高さは同じですか?
手の位置は左右で同じですか?
親指は正面向いていますか?
横
以下のポイントをつなげると直線になりますか?
耳の穴
肩中央
股関節
頭の上にピアノ線がついていて、上から引っ張ってもらっているように、お腹を突き出さず、背中を伸ばすのがよい姿勢です。
バランスが狂っていると腰痛や頚部痛、頭痛などの原因になります。
座る姿勢について
最近は働くときに多くの人が座っておられます。
1日変な姿勢したからと云って、ネコ背が習慣になるわけではありません。
ただ、毎日、長時間同じ姿勢を続けていると改善できないねこ背になっていきます。
呼吸も浅くなり、血液循環も悪くなります。
喫煙と同じくらい悪いものと言ったら驚かれるでしょう。
座ったときに肘が 90 度、股関節が90 度になり、 頭が肩の上にのっている状態になっているのが良い姿勢です。首が前にも後ろにも倒れていません。
時々立ち上がって歩き回るだけで、座ることの健康リスクを大きく減らすことが出来ます。
一時間に1分の休憩を取って動きましょう。
- 電話で話すときは動きながら。
- 血液循環を改善するため、身体を動かしながら話しましょう。
- 身体を動かせるようにワイヤレスで話せるヘッドセットを使うと座りっぱなしで無く出来ます。
- 昼食散歩しましょう。
- 昼食を少し遠くまで歩きながら仕事の話をして行きましょう。
- E-mail使わない
- 同僚にメッセージを送るためのE-mailの代わりに直接相手に会って話しましょう。
まとめ
歩くときにはできるだけ胸を張り、姿勢が良くなるように心がけましょう。
この一年が皆さんにとっての姿勢元年になるようにお手伝いします。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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