ニュースレターProバランス#179『お酒に飲まれない』

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あけましておめでとうございます。
2024年もみなさんの健康の手助けができるよう、日々精進したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

年末年始になると、イベントが増えてきて一気に忙しくなります。
大掃除で普段しないような動きをしたり、忘年会や新年会でついつい食べ過ぎ、飲みすぎてしまったり・・・。

『一月往ぬる二月逃げる三月去る』という言葉があるように、年が明けてからはあっという間に時間が過ぎていきます。

新年の目標を達成するためにも、まず今日から生活を変えていきたいですね。

お酒のお話

日本酒があるくらいですから、「日本人ならお酒は切っても切れない関係」と考える方が多くおられます。

そして同じように体の痛みとも密接な関係があります。
今回はお酒と体の関係について振り返ってみましょう。

「お酒はどのくらいなら飲んでもいいですか?」

これは当研究所でとてもよく聞かれる質問です。
私たちの答えは「飲まなければ飲まないほど良い」です。

「国が推奨する1日あたりの飲酒量」によると、男性は1日20g(約ビール500ml)女性はその半分の10g(ビール250ml)となっています。

が、これはあくまでも平均化した数値ですので、人や条件によってかなり変動してしまいます。
例えば、ストレスが大きく肝臓やすい臓の能力が落ちている場合、体が対処できるアルコール量は普段よりも下がります。

また、体に痛みがある場合、体はアルコールの分解に集中しようとするため体の回復が後回しになります。

そのため、飲み過ぎていないつもりでも体にとっては悪影響を及ぼしているということがよく見受けられます。

空腹だとお酒は美味しい!?

クタクタになった体にお酒を流し込む。
美味しさが体中に広がるように感じる。
「この一杯のために生きている」なんてことも患者さんからよく聞きます。

逆にご飯を食べてからお酒を飲むとあまり美味しく感じない、飲もうと思わないということも耳にします。

空腹時にアルコールを流し込むと、胃や腸の粘膜を傷つけやすくなり、さらに血中アルコール濃度も急激に上昇するため悪酔いしやすくなります。

血糖値の上下も激しくなるため、太りやすい・気分が変わりやすい・臓器への負担が増加するなど悪いことづくしです。

食事の後に飲むようにすると摂取量も減らしやすく、晩御飯をスキップすることもないためおすすめです。
もちろん「飲まなけば飲まないほど良い」ですが。

健康な一年にするために

あまりにも多くのことを一度に始めようとすると、かえって混乱したりできなかったことに心を向けてしまいやすくなります。

できることから少しずつ始めて、健康を意識したライフスタイルを確立しましょう!

以下のことを意識してみると効果的です。

1:家の中から誘惑を排除する。あると必ずそっちに意識が向きます。

2:規則正しい生活習慣を作る。3食、早寝早起き、適度な運動。

3:お酒は「飲まなければ飲まないほど良い」。飲むにしても少量を食後に。

4:定期的なカイロプラクティックケアを受ける。予防が大切。

by Dr.Kei Nakatsuka

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