ギックリ腰にすること、これしかない

ギックリ腰にすること 腰痛特集

腰の痛む方は年々増加の一途です。難しいのは現代の医学では原因がわからないと言われることです。そのために心因性の腰痛、つまり心の問題で起きている腰痛といわれることも多くなりました。精神的に問題があって痛みが出ると考えられているのです。

ギックリ腰は予期しないときに衝撃が来るような痛みが来るため、一度経験された方は二度と経験したくないと思われるでしょう。そんな時にどうしたら良いか悩まれる方も多いのです。休んだら良いのか動いた方が良いのか、温めた方が良いのか冷やした方が良いのか。予防はどうしたらよいのかなど疑問はたくさんあると思います。インターネット上でも様々なアドバイスがあって、どれが良いのかわからないと言われる方もあります。今回はギックリ腰になったらどうすべきかということについてお話ししたいともいます。

腰が痛くてもどうして良いかわからないんですよ。

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私がご説明しましょう。

ギックリ腰とは

ギックリ腰とは急性腰痛の総称で、はっきりしているようではっきりしない名前です。診断名では「いわゆるギックリ腰」などと言われたりします。分類すればたくさんの分類になりますが、余り意味が無いので、簡単にお話しましょう。

文明が進んだおかげで便利になった国ほど腰痛に悩む人が多くあります。歩かなくなり、力仕事をせず、座ってばかり、ストレスだらけでは身体がおかしくなっても仕方の無いライフスタイルになっています。

ほどんどの例を見ると腰椎が側弯していて関節が硬化しています。柔軟な動きが少なくなる30才台くらいから多くなります。痛みの激しさは経験した人で無いとわからないほど激痛です。冷えや疲れがあって、それこそ何気ない動作でギクッと電気が走ったようになります。動けなくなって、歩けなくなる方もたくさんあります。歩くことが出来てもまっすぐに背中を伸ばして歩くことが難しかったりします。

腰にカーブが出来ていてそれでなるんですか?

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

そうですね。そういう方は多いですね

ギックリ腰で考えること

なぜ側弯ができているのに腰椎の部分のレントゲンではほとんどわからないのでしょう。若い人ならほぼ全員の方がレントゲンでは何でも無いと言われるはずです。なぜでしょうか。レントゲンを撮るときにはレントゲン台の上に寝転んで撮ります。ポジショニングをしてきちんとした像を撮ろうとします。そのため、画像には写りにくくなってしまいます。また、側弯があるのは疼痛回避姿勢といって、痛みのために側弯ができていると考えられるのです。側弯ができているから痛みが出るという認識はないのです。だから原因不明の腰痛があるし、心因性の腰痛という診断がつくことが多くなってしまうのです。

普段から立ったり座ったりの度にいたかったり、寝ていて起き上がるときに痛かったり、上半身の曲げたり伸ばしたリが余り自由に出来なくなっていると思います長年の不良姿勢の結果腰椎の関節が硬化してしまっているのです。そのために大概仰向けでなることが出来なくなっています。横になって寝るのが楽だと感じられるようになります。

ギックリ腰で危険なこと

腰に側弯ができているのがギックリ腰の原因と説明しましたが、側弯から出てくる症状は腰痛に限りません。

膝の痛み

立ったり座ったりの時に痛みがでる。階段の上り下りが痛い。痛みのために正座が出来ない。ひどい場合には歩行困難になります。大概は片側が痛くなるのが特徴。腰が痛くない場合もあるので、腰が原因とは思えないのです。

下腹部の痛み

盲腸を疑ったり、子宮の筋腫や卵巣の腫瘍を疑ったりする場合もあります。いやな痛みから相当に強い痛みまであります。生理痛の痛みもあります。

そけい部の痛み

太腿の付け根の痛みがでます。あぐらをかくような姿勢ができません。激しく痛くなって横になることが出来なくなることもあるくらいです。

下肢のしびれ

しびれがひどくなると足を上げることが出来なくなります。引きずって歩くようになります。

踵の痛み

足をつけることが出来ないほど痛み、骨折しているかと思うくらいの痛みが出ることがあります。

問題はこういう症状がすべて腰の側弯が原因で起こっていることです。それがわからないと病院もいろいろ行ってみることになり、不必要な検査や薬をもらうことになるのです。レントゲンではもちろん「異常が無し」と言われることがほとんどです。そのために心因性の問題と思われることもあるのです。しかもドンドン姿勢は柔軟性を失っていきますから、症状も頻繁にいろいろ出るようになってしまうのです。

そんなにいろいろな症状も姿勢と関係があるんですね。

ギックリ腰にすること

休息

休んだ方が良いか、動いた方が良いかという点では、ほとんどの場合に休んだ方が良いでしょう。疲労があるケースが多いからです。

温熱

外傷的なものであれば、冷やすことが良いものですが、姿勢習慣や疲労で起こっているものであれば、温まることをお勧めします。

神経の流れと腰椎の柔軟性

神経の流れが悪いときには根本から改善することにはなりません。カイロプラクティックは神経の流れや柔軟性の回復に最も効果的に対処できるでしょう。

右側弯か左側弯か

ほとんどの方が右側弯ですが、まれに左側弯の方が居られます。国際基準のカイロプラクターに聞いて確認すべきです。

姿勢習慣

自分がどうして側弯ができているかを知るべきです。悪い姿勢習慣を突き止めて、その習慣をやめない限り、何度でも症状が起こります。

体操

右に向けて側屈をしましょう。両足を肩幅に開いて、骨盤の上を右手でつかみ、左手を伸ばします。ゆっくりと息を吐きながら、右側に向けて側屈をします。10回するのに3分くらいかけてするようにします。

 

24才教員女性Oさんのケース

Oさんはギックリ腰になって学校を休まれました。スポーツをして捻挫したときに冷やしたら良いと聞いていて冷やしておられました。良くならないので来院されました。

Oさんはこの春から正規採用されて配属されたばかりで、まだ1年経って居らず毎日がてんてこ舞いでした。おっとりとしたところのある方なので、テキパキするのが苦手で、いろいろな準備に時間がかかるので、毎晩遅くまで準備しないといけなかったと話されました。運動会があって、いろいろ動いていたので疲れもあったと思うと言われました。お風呂に入ってすぐに寝たけど、冷えたかも知れないと言われました。顔を洗う中腰から起き上がる瞬間に、ギクッと衝撃があって動けなくなったと話されました。

食事は、朝は7時くらいにコーヒーとパン、昼は給食、夜は10時くらいにコンビニでおにぎりを買って食べるくらいと言われました。チョコレートが欲しくなるので、いつも机の中には常備してあって、それを食べて空腹をしのいでいると話されました。

職場でコンピューターを少し斜め左置いて居られて、さらには足を組まれるので腰が側弯する形で座っておられました。

腰を見ると右側弯ができていて、寝姿も反対の「く」の字のような姿勢になっていました。身体をまっすぐにするとすごく曲がっている気がすると言われました。

夜寝るときには痛くなる前から仰向けには眠れなかったそうです。右下にして横寝が楽だと言われました。左右の側屈をしてもらうと右側が倒しにくいと話されました。

炎症は起きていなかったと思われる腰痛だったので、冷やすよりもむしろ温める方が良い状態でした。腰の筋肉は非常に硬く緊張していて、柔軟性がなくなっていました。

カイロプラクティックの施術で腰の柔軟性を回復するような施術をして、右に側屈する体操をしてもらいました。関節が柔軟になると痛みは急速に軽くなりました。コンピューターを真正面に置くようにしてもらい、朝はタンパク質を摂るように勧め、夕食もお弁当を持って行くように勧めました。痛みが無くなっても側屈の体操をすることが予防になることをお伝えしました。

ギックリ腰になるときにはかなりの確率で、腰に側弯ができています。ほとんどの場合に姿勢習慣です。今回の場合にも姿勢でした。コンピューターの位置は小さなことですが、毎日長い間向かい合うものですから、少しでも大きな問題につながったと思います。ギックリ腰になって、冷やすか温めるかによっても違いが出来るので、専門家に任せたいところですね。

まとめ

ギックリ腰は意味なく出てくるものではありません。不良姿勢の積み重ねから来ているものだと認識して、不良姿勢を改善する努力をして欲しいと思います。