へそ天井むき姿勢
中塚カイロプラクティック研究所で2番目に悪い姿勢習慣の一つです。
楽そうなので、この姿勢でテレビを見たり、そのうち寝手しまわれる方も多いです。
ソファーや座椅子を使われて、この姿勢になる方も多くあります。
最初はいい姿勢で座っていても、疲れてくるとこの姿勢になってしまうという方は多いでしょう。
ソファーは柔らかいものが多いので、意識して座ってもこの姿勢になってしまうこともよくあります。
この姿勢では、腰に体重がかかる為、背骨の柔軟性がなくなります。
どの部位が柔軟性がなくなるかによって症状の出方が異なります。
風邪で咽喉炎を起こす、咳が止らない、動悸、息切れ、狭心症、声が出にくい、喘息、腰痛、肩凝り、首の症状、特に寝違いなどの症状がよくでたり、ギックリ腰のように突然腰が痛む方も多くあります。
しかも身に覚えのない痛みであることがほとんどです。
へそ天井向き姿勢で腰痛を発症した女性の例
27歳の女性の患者さんが急性腰痛で来院。
原因には特に思い当たることがありません。
数年前からぎっくり腰を繰り返し、様々な施術を受けましたが、一向に効果がありませんでした。
いつも爆弾を抱えている様な気持ちで、仕事中や出張先でなったらどうしようといつも悩んでおられました。
腰痛体操や、水泳教室などいっておられたのですが、症状は徐々に重症になるばかりでした。
病院で入院することを勧められましたが、手術が怖くて入院されませんでした。
そんなときにカイロプラクティックを勧められて来院されました。
検査してみると極度の腰痛の後弯があり、脊柱両側の筋は鉄板の様になっていました。
お話を聞くとソファーでテレビを見る習慣があり、見ながら寝てしまわれることもよくあったそうです。
姿勢の注意と体操、施術を1週間続けるとふつうにあるけるようになりました。
2週間後には仕事に復帰できるまでになられました。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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