横座りは女性に多く、長時間座ることこのような格好になっていきます。
後ろから見ると、背骨がくにゃりと曲がっています。
そのため腰痛になります。
習慣で横座りをされると、骨盤にも歪みを起こし、股関節の痛み、膝の痛み、生理痛、腹痛を伴う下痢、かかとの痛み、尾骨が痛くて座れないなどが強くなるようになります。
横座りの習慣ができると、いつも同じ側に足を投げ出すような姿勢になります。
反対側にしようとしても、やりにくい、できないという場合には、すでにかなりの骨盤の歪みができている証拠です。
カイロプラクティックで骨盤の動き、背骨の側弯を改善してもらう必要があります。
郵便局でお勤めの出産されて3ヶ月後の女性。
股関節が伸びなくなったと来院。
股関節が全く伸びず、伸ばそうとすると強い痛みが出ました。
来院の際も体を伸ばせない状況でした。
病院では「股関節の周りの筋肉の拘縮のせいでなっているので、筋肉を切断する様な手術をする以外には方法がない」と言われました。
上のお子さんもまだ小さく、乳飲み子がいる状態で、核家族ですし、仕事も長くお休みしてこともあって、あまり休めない状況でした。
いろいろなお話を聞くと、元々横座りは癖になっていました。
昼は郵便局の端末を使うために体をひねった状況でいつも仕事をしておられました。
夜は乳児の授乳があり、何度か起きて横座りで長い間授乳しておられました。
途中で、赤ちゃんが寝てしまったりして、相当長い間横座りのまま寒いところで授乳していることがあるとのことでした。
睡眠不足もあり、精神的にもいっぱいっぱいになっておられました。
骨盤は大きく傾き、股関節の柔軟性はほとんどありませんでした。
筋肉のアンバランスもいろいろできていました。
筋のバランスをとり、腰椎骨盤の柔軟性を回復する様な施術を続け、体操をする様に勧めました。
徐々に骨盤が緩み、体が伸び、普通に歩くことができる様になりました。
同時に表情も非常に明るくなられました。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
コメント