起きたときに爽やかに
私たちは人生の3分の一は布団の中にいます。
もしそれ以下しか時間を取っていなければより重要になります。
寝る姿勢や環境を整えると痛みだけでなく、睡眠の質も良くなります。
寝るときの姿勢は、意識がないときに自分の身体を支えてくれるものです。
筋肉はリラックスして、変な圧が関節にかからないようにします。
枕が合っていると頭が水平になり、身体の真ん中にあるようになります。
筋肉や関節にはあまり負担がかかりません。
さらに呼吸が楽なはずです。
うつぶせ寝は悪い習慣です。
うつ伏せは呼吸がしにくくなります。
首も片側ばかりに負担かけるようになります。
腰も過伸展する状態になるので、腰にもよくありません。
枕チェック
一つの枕が万人に合うことはありません。
それぞれに確認することが大切です。
仰向け寝
枕のために寝たときにアゴが上がる高さ(薄い)やアゴが胸につくような高さ(厚い)は避けましょう。
薄すぎても厚すぎても良くありません。
横寝
枕を使ったときに首から頭のラインがまっすぐになる形の枕を選びましょう。
カーブがついている場合には上下を逆さにして試してみましょう。
試行錯誤が必要です。
自分にとって良い枕が見つかるために専門家のすすめを聞きましょう。
注意点
枕が合わないからといって、次々に買い換えるのは得策ではありません。自分の首が柔軟性がない場合にはどの枕でも合わない感じがすることでしょう。自分の首から背中にかけての柔軟性を回復することが先決です。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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