腰痛で掃除機使用が辛いときのお勧め

腰痛と掃除機 腰痛特集

腰はニクヅキにカナメとかきます。
つまり肉体の中の要という意味です。

それだけに腰が悪くなると腰にこたえる作業というのがいろいろあります。
掃除機をかけたり、お風呂を掃除したり、トイレ掃除をしたり、短いホウキで玄関を掃いたり、草取りをしたり、皿を洗ったり、布団を敷いたりと腰痛の方が苦手な作業はいろいろあります。

共通するのは前屈みになることで、腰痛の方が多く嫌がられる作業です。
それほど大変だと思えないこれらの作業のうち、掃除機の使用がなぜ辛いのかご説明しましょう。

掃除機苦手ですね。腰がすぐ痛くなるから。

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私がご説明しましょう。

腰痛で掃除機の使用が辛いとは

背骨にはカーブがあって、衝撃を吸収できるようになっています。
このカーブが非常に重要な役目を果たしています。

同時に身体に負担がかかるのを分散しようとしています。
この負担に関しても、年齢や性別によっても許容度が異なります。

女性よりは男性、年配の方よりは若い人が許容度が高いです。
つまり負荷がかかっても耐えられる力が強いです。

しかも20才と50才を比較した場合には半分程度になってしまいます。
これは結構大きな違いです。
老化を実感することの一つといってもよいでしょう。

また、姿勢も大きな意味を持ちます。
椎間板にかかる負荷を直立の際を100とすると、前傾姿勢になると150の負荷、ものを持つと220と2倍の負荷になってしまいます。

それだけに、掃除機を使う姿勢は前傾になって手に力をかけて使うので負荷がとてもかかる姿勢であるとお分かりになると思います。
腰の悪い人がいやだなと思われるわけです。

前屈みの姿勢は負担がかかるんですね。

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

想像よりずっと負担が大きいですね。

腰痛で掃除機の使用が辛い時のメカニズム

腰痛の人が掃除機を使うと負荷がかかると言いましたが、私たちの身体の状態によっても負荷のかかり方が変わります。

私たちは生まれつき右利き左利きといった特性があります。
右利きの人は右利き特有の行動があります。

走り幅跳びをするとき右利きの人は右から走り始めます。
道路の水たまりを飛び越えるのは、左足で蹴って右足をできるだけあげます。
また、右手を使いやすいようにするときに後ろから見ると同じような姿勢になります。

右利きの人が右手を使うときには腰を右に寄せる姿勢に無意識になります。
掃除機を持つときに右手で力を入れられるように右手が主で左手は補助的になっています。
腰を右に寄せて右足に乗るような姿勢になります。

このときに背骨は右に膨らむように側弯ができています。

こういう方はほかにも足を組む姿勢によくなられるので、脊柱が右側弯になっていたり、カバンを持つとやはり脊柱に右側弯ができていたりします。

書き物をすると脊柱はやはり右に側弯が出きるように座られるはずです。

こういう習慣を長い間続けてくると脊柱を中心とした筋肉が脊柱を右側弯にする形で固まってくるのです。

特に体重のかかる腰椎部分の筋肉にその現象が多くみられます。
前屈みになると直立の2倍の負荷がかかるのに、その大黒柱が曲がっていれば、その負荷に耐えられないのは無理ありません。

そのために徐々に痛みを感じるようになってくるのです。

なるほど、それで腰が痛くなるんですね。思い当たることがあります。

腰痛で掃除機の使用が辛いときお勧めの掃除機は?

多くの方が掃除機を選ぶ際にいろいろ検討されますが、ご自分の使い方までを余り検討されません。

片手で操作できるもの。
コードレス。

軽い。
吸塵力がある。

最近の掃除機は、押しつけても、軽く使っても吸塵力に差がありません。
そのために押しつける必要はありません。

ですから、両手で押しつけなくても片手で操作できるものを使うと前傾姿勢にならなくてすむのです。

自由にいろいろなところを掃除しようと思うとコードがついていない方が自由度が高いです。
昔のものはコードレスは吸塵力が弱いものが多かったですが、最近のものは性能がアップしているのでコードレスが抜き差ししないので身体を曲げることが少なくなります。

階段などを重い掃除機で掃除するのは辛いものです。
持ちやすく軽いことはとても重要です。

最後に吸塵力です。
吸塵力が弱いとどうしても押しつけたくなります。
余り弱いものは避けたいものです。

マキタのCL10FDSHWは軽くて吸塵力があって、なおかつ使いやすく、お財布にも優しい機種だと思います。
腰の弱い人にはお勧めです。

腰に弱い人向きの掃除機があるということはそうでない掃除機もあるということですか。

中塚カイロプラクター
中塚カイロプラクター

そうですね。宣伝に騙されないようにした方が良いですね。

腰痛で掃除機利用が辛いときにお勧めすること

掃除機を吟味するのも大切ですが、それ以前に自分の身体をきちんとすることが重要です。

神経の流れ

脊柱に側弯ができていると神経の流れが悪くなります。
その結果、筋肉のアンバランスや硬化が起こります。

カイロプラクティックは神経の流れを整える最高の方法です。

腰が痛いときにまず考えたいことがこれです。
姿勢習慣を改善するためにも自分の背骨の状態を知りたいものです。

ぐっすりと眠る

寝不足は腰痛の原因の一つです。
よく寝るために出来ることがたくさんあります。

暗い部屋で寝る。
寝室は寝るためにだけに使う。
決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。(10:30−6:30の間)

寝る前にコンピューターやスマホを使わない。
寝る3時間前には食事を終えておく。

寝る前にお風呂に入る。
甘いもの・アルコール・カフェインを控える。

こんなことに気をつけるとよく眠れるようになるものです。

食事を整える

食事が乱れると身体にストレスをかけます。

きちんと3食食べましょう。
バランスよく食べましょう。
野菜果物を食べましょう。

食事中に水を飲み過ぎないようにしましょう。
食事の間の時間が空かないようにしましょう。
食事中の姿勢が悪いと消化が悪くなります。

食事を抜かないようにしましょう。
タンパク質をきちんと摂りましょう。

適度な運動をする

運動をすることは最高のリラクゼーションになります。
夜よく眠れるようになります。

1日30分程度週4回-5回身体を動かしましょう。
歩くことはとても良い運動です。

激しい運動は十分なウォーミングアップやクールダウンが必要です。

追い込むタイプの運動は注意しましょう。

関節はじっとしていると栄養が行かなくなります。
身体を動かすことを心がけたいものです。

瞑想や日記

穏やかな心を持つことは何より大切です。
一日一度は平安を感じましょう。
心にも栄養をあげましょう。

52才主婦Nさんのケース

Nさんは昔から掃除機の使用が苦手でした。
少し長く使うと腰が痛くなるからでした。
カーペットを使っているので、掃除機が必要で使われて、痛くなり来院されました。

Nさんのお使いの掃除機は、車輪がついていて床の上に本体があり、ホースでつながっている掃除機でした。

上体を倒して、前屈みで掃除機を使うために腰が痛くなると仰っていました。
掃除は結構徹底的にされる方で、畳の部屋は毎日拭き掃除していると言われました。

同様にどうしても掃除機も先を床にこすりつけるように力を入れて掃除してしまうと言っておられました。

姿勢も椅子では足を組まれるし、畳には横座りで座っておられました。

最近飼っている犬が調子悪くて、足が利かなくなっていました。
抱きかかえて病院に行くことが増えたのが余計にこたえたのではないかと言われました。

腰を状態をみると腰椎に右側弯ができていました。
柔軟性がなくなっていて、筋肉は硬化していました。

カイロプラクティックの施術で柔軟性を回復し、側弯を矯正するように右に側屈する体操をしてもらいました。

しばらく畳の拭き掃除はお休みしてもらいました。
抱っこする代わりに、ベビーカーで動物病院に行かれるように勧めました。

一生懸命体操もされたので、2週間もすると普通の生活が出来るようになりました。

続けて予防のために体操をすることや姿勢習慣を気をつけるようにされて、元気になられました。

この姿勢が苦手と言われるには言われるだけの姿勢習慣があるのがわかる症例でした。
無理が重なって身体が悲鳴を上げていました。
御自分の姿勢習慣を知ることが本当に大切と感じる機会でした。

まとめ

掃除機が苦手な人には出来ることがあります。
自分の問題を解決すると掃除機が苦にならないばかりか、人生が変わることでしょう。
ポジティブに生きるためにも出来る最善を尽くしましょう。