肩こりが高じて吐き気が出てくることは意外に多くあります。
吐き気はもちろんうれしい症状ではありませんから、どんな原因で出てきているか知ることは大切です。
肩こりが原因なのか、それとも別の原因なのかでも違います。
いずれにしても吐き気がしていてよい状態ということはありませんから、原因を明らかにしてそれに対処することが必要です。
今回は肩こりから吐き気がでる場合も含めて一緒に考えてみましょう。
肩こりから吐き気が出ることがあるんですね。
30万人の施術実績のある中塚カイロプラクティック研究所代表の私が説明しましょう。
肩こりから吐き気になるとは
吐き気はいろいろな原因が考えられます。
暴飲したり暴食したりすると胃に負担がかかって吐き気が起こることがあります。
アルコールの飲み過ぎで吐き気が起こるのは解毒がうまくいかなくなった防衛反応といえます。
ストレスが原因でも吐き気は起きます。
ストレスがあるときには体は戦闘態勢になりますから、胃腸の働きが悪くなります。
その結果として吐き気が起こることがあります。
ストレスがあると姿勢も悪くなって胃を圧迫するような姿勢になることも原因の一つです。
乗り物酔いも吐き気が起こる原因の一つです。
左右の揺れや上下の揺れで首が揺れるために首が緊張して吐き気が起こります。
食中毒も吐き気の原因としてよくあるものです。
腐ったものや毒素のあるものを食べると嘔吐を起こします。
妊娠のつわりもホルモンのアンバランスで吐き気が起こります。
匂いで吐き気が起こる場合もあります。
それ以外でも内臓の病気や、内耳の問題や風邪やインフルエンザなどでも吐き気が起こります。
様々な問題がありますから、安易な判断は危険です。
いろいろな問題で吐き気も出るんですね。
肩こりから吐き気がでる時はどんなとき
肩こりがひどくなると首がとても緊張します。
首が前に倒れると、重い頭を支えるために首や背中の筋肉が緊張して引っ張っているのです。
なかでも胸鎖乳突筋が緊張すると吐き気が起こります。
同時にめまいが起こることもあると言われています。
いずれにしても長い時間頭が前に倒れている状況が続いていないとそういう症状は起こってきません。
乗り物酔いは首がこるためにでると説明しましたが、バスなどで吐き気がしたときに一番前の席に座ることがあります。
これは一番前の席に座ると正面が運転席の窓になるのでまっすぐ前を向くために横を向くことが少なくなります。
それに反して後ろの席では景色を見ようとすると横を見なければならないために首が揺れやすくなり首が緊張するようになるのです。
ですから山道だとか、カーブの多い道路を走ると横に首が振られるので首が緊張して吐き気につながるようになります。
サングラスをかけたり、頭を固定するように指をくわえたりすると首が緊張しにくくなり、吐き気がしなくなったりします。
疲れがあると緊張は早くでるようになりますし、寝不足やストレスでも緊張はでやすくなります。
何か行事があるとテンションが高くなって早起きしたり、睡眠が浅くなったりして疲れているときに肩がこっていると吐き気がするようになることも多くあります。
肩こりから吐き気になる時のレッドサイン
肩こりから吐き気になる場合もいろいろあります。
肩がこっていてもそれとは別個に吐き気が来る場合もあるので区別が必要です。
食あたりのように激しい胃の痛みを伴うものは注意が必要です。
海外に行って生水を飲んだというような場合には医療機関で見てもらうべきでしょう。
胃炎などは胃が痛みますし、下痢を伴うこともあります。
潰瘍も空腹時に胃の周りに痛みを伴います。
吐き気とともに発熱を伴っている場合には虫垂や腹膜の炎症の場合もありますから速やかに医療機関を訪問すべきです。
激しい頭痛を伴うものや手足の麻痺などがともにある場合もできるだけ早い受診をお勧めします。
腫瘍などでも吐き気が起こりますが、大抵別の症状もありますので、神経の症状が出たりする場合は危険なサインです。
肩こりから吐き気になる時すべきこと
吐き気がある場合に必要なこととしては、安静にすることです。
音や刺激も少ない方がよいでしょう。
衣服を緩めて、横になって静かに休むことが大切です。
暖かすぎるのもよくないので、外気を入れて換気をすることも助けになります。
冷たい水でうがいをすることも助けになります。
こういうことは吐き気を緩和することには役立ちますが、根本を改善するわけではありません。肩こりの解消が大切です。
肩こりの解消には、動かすことと温めることです。
また、肩こりを根本的に改善しようと思うとねこぜを改善する必要があるでしょう。
ねこぜは軽い内は自分で意識しても改善しますし、ストレッチや体操も効果的です。
しかし、かなり骨格が曲がっている場合などは自分ではなかなか改善できなくなっているでしょう。
ねこ背を改善しないと肩こりを根本的に改善するのは難しいですね。
肩こりから吐き気はカイロプラクティックがいい
そんな時にはカイロプラクティックをお勧めします。
カイロプラクティックの施術で、吐き気が即座に改善したという場合もあります。
カイロプラクティックで柔軟性を回復するようにすることが出来ます。
サブラクセーションと呼ばれる関節異常の改善はカイロプラクティックの独壇場でほかの方法ではなかなか取り除くことが出来ません。
サブラクセーションを取り除くことにより、体が柔軟になり、神経の流れがよくなり、筋肉のアンバランスが改善します。
その結果として肩こりや吐き気が改善していきます。
カイロプラクティックで、ライフスタイルの問題を明らかにすることもねこぜを改善する早道です。
36才公務員男性Oさんのケース
Oさんはいつもデスクワークをしておられて、肩がよくこると言われます。
マッサージによく行かれるけれど、そのときだけだと言われます。
最近、吐き気がするようになって来院されました。
特に変わったことはなかったと言われましたが、いつからそうなったか聞くと神戸のイルミネーションを見るために車で行った後からのように思うと言われました。
家族で行かれたので、小さいお子さんが一緒でした。
混んでいたので子供が見えないというので肩車をして1時間ぐらい歩いたそうです。
「結構大きいお子さんなので大変だったでしょう」とお聞きすると「流石に辛かった」と言われました。
もともとデスクワークで、コンピューターを使われますが、使うときにたくさん参照するデーターがあって、それを入力するときには両手の前腕で資料が閉じないように押さえて、前屈みになって入力していると言われました。
説明してくださった姿勢はとても変な姿勢でした。
一日中その姿勢になっていることもあると言われるので、肩がこるのは不思議ではない状況でした。
首を見てみるとこれ以上無いくらいに硬くなっていて、筋肉とは思えないほどでした。
首はかなり前方に飛び出したようになっていて、首を立てることが難しくなっていました。可動域も左右上下ともに制限があり、動かすと痛みもありました。
手首の伸筋も屈筋も弱くなっていて、バランスも悪くなっていました。
屈筋の方が異常に緊張していました。
関節に動きをつけ、頚椎のカーブを作るような体操を勧め、資料を見るときにブックスタンドを使うようにお勧めしました。
また仕事の合間に必ず体操をする時間をとってもらいました。
結局3ヶ月くらいかかりましたが、背骨の動きが変わり、柔軟性が戻ってきました。
久しぶりに子供孝行をしようと思われたお父さんの愛情があだになったケースです。
重い子供さんを肩車したことで、ねこぜになり、首がコリ、気分が悪くなったのです。
いったんひどくなって自分ではなかなか改善することが出来なかったのです。
まとめ
肩こりがひどくなって吐き気に移行することもよくあります。
そうなってから何とかしようとするとなかなか改善するのが難しくなります。
早い内にカイロプラクティックを使って肩こりを改善されるようにお勧めします。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
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