夏が近づくと気になるプロポーション。
運動を始めたり、ダイエットを始めたりする方も多くなる季節です。
しかし、大切なことを知らないために、多くを投資して得るものがないという方もたくさんおられます。
今月はそんな無駄なことにならないように、美しいプロポーションの秘密をお教えします。
姿勢が悪いとプロポーションが悪くなります。
猫背になるとお腹がぽっこりとなり、おしりがたれ、胸がたれ、顔にほうれい線が出来ます。
これではどんな方法でも美しく見えるなど不可能です。
まずは正しい姿勢の理解から
正しい姿勢は自分で良くしようと思ってもなかなか難しいと思う方が多いもの。
横から見た時に、耳、肩、腰椎の前、膝、くるぶしが一直線に並んだ状態が良い姿勢といえます。
反り返らず、前傾にならず、頭のてっぺんをピアノ線で上に引き上げるイメージにします。
反り返っていたり、前屈みになっても体に負担がかかってあまりきれいな姿勢になりません。
腹筋が弱かったり、太ったりしてお腹が出ると反り返ります。
背筋、殿筋、広背筋が弱いと前屈みになったりします。
イメージも正しい姿勢にしていると「自信がありそう」「きちんとして見える」「明るい」などきれいに見えたり、好印象を与えることになります。
姿勢が悪いと「自信がなさそう」「だらしない」「老けて見える」などのネガティブのイメージになります。
プロポーションにとって姿勢は非常に大切な要素なのです。
姿勢が悪いと体の柔軟性も失われるために、便秘、冷え性、肩こり、腰痛などの問題が起こってくることもあります。
正しい姿勢を心がけてみましょう
意識するだけでもかなり違います。
家のいろいろなところに体を映し出せる鏡を置きましょう。
健康でよいプロポーションになれるだけでなく、あなたに対してのイメージは全く変わったものになるでしょう。
不良姿勢チェック
- 長時間パソコンで仕事をする。
- テレビを変な格好で見る。
- 重い荷物を持ったりする。
- スーツを着るとしわが寄る。
- シャツの裾がパンツやスカートからはみ出る。
- ベルトが回る。
- 靴のかかとが早くすり減る。
正しい姿勢のポイント
①壁を使ってチェック
後頭部、肩、おしりふくらはぎ、かかとを壁に付けてみます。
これが楽に出来ない人は背骨の柔軟性が亡くなっています。
②そのまま一歩前に
あたまのてっぺんをピアノ線で上に向かって引っ張られているイメージで。
③肩のポジション
②のまま両肩を上げます、肩胛骨をくっつけるように胸を開きます。
④5つのポイントを壁にちゃんと付ける。
胸を反らしすぎたり、前傾姿勢にならないように。
この姿勢がとてもむずかしいと感じる人は赤信号です。
背骨の柔軟性が無くなっています。
自分で回復するのは難しいです。
速やかにカイロプラクティックを受診しましょう。
美しいプロポーションの第一歩は正しい姿勢です。
あなたも今年は姿勢美人に。
鳥取県米子に1973年に創業した、国際基準カイロプラクティックを行う「中塚カイロプラクティック」院長。慶応義塾大学にて社会心理学を学び、後に米国ナショナル・カイロプラクティック大学大学院(現NUHS)に留学しDoctor of Chiropracticとなる。国際スポーツカイロプラクティックドクターのディプロマも取得し、アスリートのパフォーマンス向上のための技術や知識を豊富に有しています。
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会元会長、
コメント